1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(4/26)

配信日:2011年4月26日

「新商品開発・ヒントビット」第50号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
◆01◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
○50○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
▽▲49        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

4月26日(火)
東日本大震災。いろいろなことが見えてくる。
・予期できないブラックスワン(黒い白鳥)が大きな災害をもたらした。「想定外」を内包した経営、マーケティングを考えなければ。
・原発問題では、情報の非対称性が生じています。「情報化社会」から、生活者が理解、評価、判断できる「理解化社会」がいま求められている。
いろいろな矛盾、課題、これからが見えてきます。継続的にどう解決・再生していくかの努力を継続させたい。

【伝言】
第111回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
6月9日(木)スタートです。
110回は31名参加。111回は、現在15名の方々が申し込まれています。<顧客創造型新商品開発>をめざす"これから"の新・商品開発セミナー。新。商品開発を、実践的に、深く学ぶ『場』です。

商品開発コンサルティング&カウンセリング
「潜在ニーズの開発方法」と「顧客創造型新商品開発」
変化の芽を引き抜く方法、既存視点とは異なる新視点でとらえる方法などをもとに、市場創造、顧客創造、需要創造型の新商品開発の指導をしてまいります。新カテゴリー商品を開発しませんか。

★新商品開発ヒントビット第50号

1.人間の成長がこれからの指標
経済成長は条件にすぎない。本当は一人ひとりの人間が持って生まれた可能性を実現できるような社会を作ることが重要。東北再生の一つの指標では。

2.サービス=モノ
iPodとiTunesの組み合わせ。モノはもっとサービスにならなければ。

3.カルディコーヒーファーム
宝探しの不思議な店。いろいろなものが山積みになり何があるかわからない。女性は“楽しく発見”が大好きなのでは。

4.錯視を
錯視に興味。パッケージ、ポスターに驚きを。右脳刺激として面白いのでは。
北岡明佳 立命館大学教授のホームページ

5.中高年単身男性
中高年単身男性が著しく増えている。2030年、50〜60代男性の4人に1人が一人暮らしになる。シェアー・マーケティング(シェアーハウス)を考えてみたい。

6.自分の中に隠し部屋を
現実の世界とは違う内面の世界を持とう。

7.博物館
博物館は貴重な「デザイン資源」。東京大学総合研究博物館へ行ってみよう。 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/index.html

8.地産他消
イトーヨーカ堂葛西店。あんてなショップふくしま市場。地方と都市のパイプを短く太く。 http://www.tif.ne.jp/bussan/fukushima/

9. 買いたい動機の開発を
共感と参画がこれからの買い物動機では。チェック 博報堂買物研究所 http://kaimonoken.jp/

10.家族の写真集が売れている
家族の絆再開発。

11.これからのユーザーインターフェイス
「マルチタッチ」「マルチタッチの次は視線」「手話型操作」「テレパシー操作」。直接から、間接操作へ。

12.岩手葛巻町
ミルクとワインとクリーンエネルギー 葛巻のような3つの資源に恵まれた山村地域こそ、先進的な地域では。東北の魅力再開発。

13.「いき」
「いき」は、垢ぬけしていて張りのある色っぽさ(九鬼周造)。「いき」のある商品は「いき」のある開発者でなければできない。「いき」になろう。

14.大塚製薬の「UL・OS」
ミドルの男性の8割はスキンケアの習慣がない。市場をどう創造できるか。私は68歳のユーザーです。大人のスキン・美ケアー商品として展開できないか。

15.生きる力は
笑顔、豊かな表現力、活発なかかわり合い。被災した人達に取り戻してほしい。

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