1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第106号

配信日:2004年02月17日

第106号
『多様』 『メモ』 『携帯の魅力』 『スピードの呪縛』 『人は立体にあこがれる』


春の芽
そろそろ日当たりのよい桜の木の先端が芽吹いてきています。まだ小さな芽吹
きですが、着実に春が近づいています。昨年は誰もいない桜の木の下で、朝食
を楽しみましたが、今年はどんな楽しみが出来るか。
一本桜の木の下で昼寝もいいし、夜桜の見えるひなびた旅館で、ちびりちびり
もいいかも。病院のベッドの中から見える桜を見るのも思い出になるかも、あ
まり楽しくはないかもしれませんが。
今年も桜を私風に楽しみたいと思っています。
雪を
雪が急に見たくなって、2月7日,8日大好きな会津に行って来ました。積もった
雪の上に粉吹雪が舞ってなかなか風情がありました。泊まった旅館も東山温泉
の「向瀧」という老舗で、ひなびた感じがなかなかでした。
なぜ急に雪を見たくなるのか。晴れの「陽」でもないし、雨の「陰」でもない
し、雪の「静」が魅力なのでは。雪が降っていると音がしていないのに、音を
感じたり、白の持っている「浄」のイメージと重なって、落ち着いた何ともい
えない気分になってきます。会津から磐越西線で阿賀野川に沿って走る車中の
雪見もなかなかおつです。
アフリカその後
マツモト・ミネラル104号で、アフリカに行きたいと書いたら、4人の方から行
きたいですねと話がありました。私だけではないのだアフリカに行きたいのは。
アフリカの持っている原初的な圧倒するエネルギーに包まれたいのでは。菓子
メーカーの元商品企画部長のSさんからアフリカ大好きで、マサイ語をしゃべ
れる人を知っていると、ご案内を受け、ぜひお話を聞きたい、3月2日18時にマ
サイ語をしゃべれる方にお会いすることになりました。一緒にお話を聞きに行
きませんか。ご連絡を。
会津にしてもアフリカにしても何か「風土の力」が気になります。
大人の一人旅はアンチエイジング
2月12日、日本オリエンテーション主催の「健康マーケティング研究会」で「ア
ンチエイジング」を取り上げました。身体、精神の若返りが主なテーマですが、
もっと大人のおもしろさ、魅力を再発見することではないかと感じました。ア
ンチエイジングとして、大人の一人旅はお奨めです。思い立って、どこかに行
ってみる、どこで食事をするか、土地の人との会話、泊まった旅館、ホテルの
過ごし方、車中の楽しみ方、何を着ていくか。一人ですから、人のことを気に
せず好きなように振る舞うことの、大人ならではの楽しみを発見することが、
アンチエイジングではないでしょうか。
2月9日「松本君」と呼んでいる唯一の先輩コンサルタントEさんが来ました。
健康についての話で、3つの「き」がだいじだといわれ共感。ときめきの「き」
驚きの「き」。
3つ目は忘れてしまいました。残念。「き」をだいじにしなければ。

訂正です
105号の雑誌名「生き生き」は「いきいき」でした。また103号の「うちだひゃ
っけん」は内田百で、けんは門の中が耳ではなくて、月です。訂正です。しか
し正しい漢字がありませんでした。    
               日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
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■『多様』
   ★解  説
     これからの変化の方向は
     1. 量的拡大から多様な価値の創造へ
     2. 生産優位から生活優位の地域社会の再生へ
     3. 集権・東京集中から地方分権へ
     4. 開発主義から環境の回復へ
     5. 世界標準の追求から固有文化の回復
      (Voice2月号 月尾嘉男 東大教授)
 
   ★ミネラル
月尾さんという人が気になります。何年前の雑誌なのかメモが残
     っていませんが、数年前の雑誌だと思います。5つの多様の芽が見え
     てきています。
     これからが本番では。「縮小文明の展望」(東京大学出版会)とい
     う本も気になって買いました。まだ読んでいませんが気になります。 
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■『メモ』
   ★解  説
      科学では多くの会議があるが、会議後にバーに行ってビールを一
     緒に飲みながら話すことの方が、学ぶことが多い。
     一番重要な書類は、学会の資料ではなくて、バーにあるナプキンに
     書き込んだメモである。     
   ★ミネラル
      私の仕事仲間で、メモが書かれ箸袋を沢山持っている人がいま
     す。フォーマルの出会いより、インフォーマルの出会いの方がおも
     しろいヒントが沢山得られるのでは。トヨタの社内メッセージに、
     「会って会って会いまくれ」というのがあるようですが、仕事を離
     れた出会いを大切に。3月4日の「だべる会」にはたくさん箸袋を用
     意しておきます。
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■『携帯の魅力』
   ★解  説
      携帯の魅力は、「つかむ」心理的充足。携帯は握ってかわいいと
     感じることが魅力。この感覚は人間の身体の何百万年前の霊長類と
     しての記憶にさかのぼる。赤ちゃんは生まれてすぐに掌を握りこむ
     習性があり、大人は手を握り合って愛を確かめる。その掌でつかむ
     ことの心理的充足が重要。この流行は始源的で何百万年単位のもの
     だから、そう簡単にはすたれない。
                      「世相ひとひねり」船曳建夫氏 
   ★ミネラル
      携帯を形態から見るとなかなかおもしろいですね。商品の心地よ
     さは赤ちゃんの行動の中にあるのでは。吸う、しゃぶる、握る、包
     まれる。赤ちゃんの喜ぶことを考えて見るとヒントが沢山あるので
     は。
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■『スピードの呪縛』
   ★解  説
     スピードの呪縛から逃れるためには、本質論を展開すること。  
   ★ミネラル
      世の中のブレが大きくなっています。動きながら考えることも必
     要ですが、ちょっと停まって、本質を考えてみることも必要では。
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■『人は立体にあこがれる』
   ★解  説
      人は立体にあこがれる。
     「立体駐車場」機会さえあれば、何かと「立体」にしようとする。
     「立体異性」「立体映画」「立体回路」「立体画法」「立体幾何学」
     「立体交差」「立体飼育」「立体写真」「立体農業」「立体派」
     「立体配座」
   ★ミネラル
      何かの商品に「立体」をつけてみたらどうなのか。「立体鉛筆」
     「立体ご飯」「立体新聞」「立体本」などなど。

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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第106号 (2004/2/17) (c) 1999 Japan Orientation
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