1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

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考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【マツモト・新商品開発ミネラル】第368号

配信日:2014年12月2日

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・■■■        商品開発・マーケティングの
・■□■   MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■     発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
        毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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    ■□ 第368号 Table of Contents □■
      ◇マツモト・商品開発ミネラル
      『サッカーのチームワークに学べ ベトナムビジネスマン』
      『ジャンプアップ型とコツコツ型』
      『ベトナムの雑誌メディア』
      『円安は良いことなのか ベトナムで感じた』
      『ホーチミンの成長性は魅力では』

<伝言>
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2014年12月2日(火)
 ベトナム、カンボジアの30日の一人旅から帰国しました。
40人ほどの新たな出会いがあり、持って行った名刺が足りず困ってしまった。
ドン・キホーテ的な自分勝手のいろいろな提案を持って行きましたが、現実の壁がありまだ突破できず。現場認識が深くなったが、拡がりが期待を下回った。会って会って会いまくり、歩き歩きで見て回り、マッサージも何回も行ったが筋肉痛。持って行った湿布薬が役にたちました。疲労回復には、アミノバイタルプロを50本持って行ったのが効果を発揮。ベトナム、カンボジア、ありがとう。楽しかったし意義もありました。若い人たちのエネルギーをもらって帰りました。

今回はベトナム・カンボジアを回って感じた気づき その1。
次回はその2。『野外科学の発想が重要』『ベトナム・カンボジア・ラオスのトライアングルファンドを』『日本クオリティー・ローカル価格』『鮮度を維持しながらの流通がベトナムの課題』『日本の文化も一緒に載せて』

■『サッカーのチームワークに学べ ベトナムビジネスマン』
日系企業の経営トップとのミーティング 日系企業に入って辞めるタイプに2つある。その会社に合わない人。その人は早く辞めた方がいい。もう1つのタイプは仕事ができる人。周りの人と比べても明らかに仕事ができる人。その人の辞める理由はスカウトされるのではなく、毎年目標が上がって行くに当たって全て自分でこなそうと頑張るがこなしきれない。周りに相談することをしないで自分だけで解決しようと後送りになり、結果、解決達成ができない。個人主義的でチームワークの考え方が希薄、自分を追い込んでしまう。
ベトナムでもサッカーが盛んです。ベトナムチームが出るときはみんなスクリーンで見て興奮して観戦しています。サッカーのチームワーク、フォーメーションを通じて学んでもらうことがチームワーク理解の助けになるのでは。
昔読んだ長沼健さんの「チームワーク」という本がヒントになるかもしれない。
今、ベトナムのナショナルチームを率いているのは日本人の三浦俊也さんです。

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■『ジャンプアップ型とコツコツ型』
 よく話して、よく飲んで、よく食べた。日本の大学(東京大学、千葉大学)を出たベトナム人とアメリカの大学(UCLA)を出たベトナム人と日本人がディスカッション。
日本はコツコツ型で成功してきた。日本に留学した人はコツコツ勉強をして大変優秀。ただ残念なことは新しいビジネスモデル、イノベーションを起こす大きな構想力が足りない。アメリカの大学を卒業した人はジャンプアップ型で、サムソンに就職し、ベトナムでスポーツメディアを作り新しいビジネスを考えていた。
日本は固定電話からガラケー、そしてスマホのコツコツ型進歩。ベトナムは固定電話無しからスマホのジャンプアップ型進歩。これからはジャンプアップ発想が大事になる。

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■『ベトナムの雑誌メディア』
 ベトナムでベトナムの働く若い女性向けに、日本の文化・ファッション・商品の情報を提供している「きらら」という雑誌を出している責任者といろいろ話をしました。ベトナムにおける雑誌の位置づけが低い。ベトナムの若い女性が雑誌を読んでいるのを見かけません。また、広告が多いと嫌だということで記事広告にしないといけないので苦労をしているそうです。まだまだのようですが、オールジャパンでベトナム女性に魅力的日本を伝えていくとがんばっていました。

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■『円安は良いことなのか ベトナムで感じた』
 円をドンに両替した。1万円が179万1100ドン。1年前は200万0000ドンを超えていた。2割以上円の価値が下がっている。GDPをドルに換算すると日本のGDPの価値は2割以上下がっている。これでいいのだろうか? ベトナムの企業の中に円で取引している企業も大変だろう。円は強くなければいけないのでは。
昨日(1日)の日経新聞に、米格付け会社 ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債長期格付けを「Aa3(ダブルAマイナスに相当)からA1(シングルAプラス」へ1段階引き下げたと発表。円頑張れ。

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■『ホーチミンの成長性は魅力では』
 ホーチミン:2015年の域内総生産、成長率目標9.5〜10%
来年の経済や社会などに関する目標など、重要な問題が議論される第20回ホーチミン市共産党委員会会議が22日、開幕した。
ボー・バン・トゥオン党委員会副書記は開幕演説の中で、来年の域内総生産(GRP)成長率9.5〜10%の達成や、全社会開発投資額を前年に比べ+30%増とするための策を議論するよう提案した。
ホーチミン市人民委員会のレ・ホアン・クアン主席は、今年のGRP成長率が9.5%と昨年の9.3%を上回る見通しであることや、市への外国投資額が30億USD(約3530億円)近くに上ることを発表。来年は5か年(2011〜2015)計画の最終年であるため将来の発展に向け特に重要な意義を持つと述べた。
クアン主席は、引き続き経済成長、マクロ経済の安定、インフレ抑制などに全力を挙げると強調した上で、◇一部の幹部職員や党員に問題があること ◇市の経済成長の質が高くないこと ◇製造業の中小企業の経営が困難なこと ◇交通渋滞・浸水・環境汚染の問題が深刻なことなどを指摘し対策を議論するよう求めた。
2014/11/25 18:16 JST配信

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◆土日朝一番の映画
海外出張で残念。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第368号(2014/12/2) (c) 1999Japan Orientation
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