1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(7/24)

配信日:2012年7月24日

「新商品開発・ヒントビット」第79号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
79○76    マツモト・新商品開発ヒントビット
78△○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
◇▼77        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2012年7月24日(火)
夏休みの計画は進んでいますか。楽しい計画が立ちましたか。日本の夏休みは、この頃少しづつ日数が増えている傾向にありますが、まだまだたまった疲れの解消の、ネガティブ解消型夏休みでは。欧米のバカンスの概念は、次の仕事のエネルギーの蓄えとしての夏休みです。息抜き、息入れの夏休みをぜひ計画してください。
遊び・学ぶ・働く、を大事に。

【伝言】
第118回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
9月6日スタート。化粧品、日用雑貨、空調、エネルギー、食品メーカーなどが申し込まれています。商品開発の全てが学べる6日間36時間のセミナーです。よろしくご検討ください。
◆『学び合いの「場」』予定
◇「美味しさイノベーション」8月3日(金)
美味しさとはそもそも何なのか、美味しい条件とは何なのか、ヤミツキとは、全感覚味覚とは、時代・市場・生活価値観の変化が求める美味しさとは、美味しさイノベーションの切り口とは。参加者の美味しい経験をスタートに、これからの美味しさを考えていきたいと思っています。食品メーカーでなくても、美味しいもの大好きな方々の参加をお待ちしています。
時間:19:00〜21:00(終了予定、延長あり)
会場:日本オリエンテーション事務所
参加費:1,000円(サンドイッチ、飲料付き)
申し込みは office@jorien.com

★新商品開発ヒントビット第79号

1.もっと生命感覚のある商品をつくりたい
神秘学者 ルドルフ・シュタイナーの12感覚論。既存の5感覚に、生命感覚、運動感覚、平衡感覚、熱感覚、言語感覚、思考感覚、自我感覚を足したもの。

2.健康至上主義は病である
不安の時代のなかで病はどんどん深くなっている。自然治癒力、免疫など新しい健康観の台頭が求められているのでは。

3.寿命
石は雨で汚れも落ち、100年から200年の耐久性がある。鉄、ガラス、コンクリートは短寿命。もっと長寿命を考えよう。

4.捨てない
「捨てることはデザインの失敗」。進歩とは捨てることであった気がします。捨てないことが重要になってくる時代。どんな時代になるのでしょうか。

5.医食同源
「おいしいものは良いもの」「良いものはおいしいもの」が本来のこととして、だいじになってきている。

6.「伝統」とは
伝統とは、時間をかけて不具合をゆっくり直してきたものだと思っています。「熟成」が重要なキーワードになるのでは。

7.高周波による快感覚効用
20キロヘルツを越える、高周波をたくさん含む自然があった。熱帯雨林は高周波の宝庫だった。20キロヘルツ空間の再発見を。

8.ここちよい
人間が一番身近に意識するリズムは、心拍や呼吸、睡眠と覚醒の繰り返し。これからは人間のリズムに合った商品開発が求められるのでは。

9.自然療法
海洋療法「タラソテラピー」 タラッソ(海)テラピー(治療)ギリシア語。海水、海藻、微量法が豊富。老化予防。

10.脳にジャックインする感覚が重要
脳に直接的に働きかける商品とは。脳が消費と満足を規定しているのではないでしょうか。

11.色
時代のキーワードを色に置き換える訓練を。幸せの色とは?

12.身体感の回復
生命体、運動体、変容体、回復体としての身体の見直しを。パフォーマンス(ダンス、舞踏)が身体感の回復として面白い。

13.不快感覚解消ニーズ
緊張感、不安感、安静感、焦燥感、全身疲労感、局部疲労感、圧迫感などの解消を。

14.脳が必要な栄養素を求めているからだ
生理的欲求。汗をかけば水が飲みたくなる。疲れたら甘い物が欲しくなる。「脳が必要な栄養素を求めているからだ」。脳が求めている栄養とは?

15.予防
日常活動の中に予防を入れ込む。予防の視点から日常行動の見直しを。

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