配信日:2014年2月25日
「新商品開発・ヒントビット」第113号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
113○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■001○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼112 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2014年2月25日(火)
2月11日から、ベトナムホーチミン、ダナン、ハノイに行ってきました。10日間、スケジュールが71歳にとってはタイトでちょっと疲れましたが、収穫の旅でした。ベトナム、メコン圏で成功するヒントを学びました。
ものづくりのジャパニーズ&ローカル化、ローカル価格の設定、家族の絆をベースにしたコミュニケーション方法、一番の課題は流通です。モダン・トレード(スーパーなどの)とジェネラル・トレード(市場の小売店)の売り上げ構成に合ったチャネル展開ができるか。ダイレクト販売、ローカルの企業への参加による既存ルートの活用、その他いろいろ工夫・アイディアが必要です。
日本に留学してベトナムに帰って起業を進めている優秀な人材が、おもしろい事業アイディア開発しています。早く成功させたい。
【伝言】
◆第127回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2014年4月17日スタート。30年3000人以上の方々が受講されました。商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。
好奇心に火をつけるセミナーです。
★新商品開発ヒントビット第113号
1.好奇心
好奇心を持って自分の目で見ると、驚いたり感動したりと心が揺れ動く。それが次の行動につながる。
2.非言語的サインから、本能的欲望がわからないか?
デズモンドモリスの「マン・ウォチング」を読むとヒントがたくさんある。うなずき、身体交差、目の開き具合などはどのような意味を持っているのか。
3.クロスオーバー
「男の子も遊べる女児向け玩具」レゴの新製品
4.最良を
最大ではなく、最良である 拡大に気をつける、製品の品質こそ大事。
5.1946
ベトナムハノイのレストラン、1946年創業伝統的な雰囲気と凝った料理が美味しかった。
6.居場所
人の居場所、集まる場所を作って、販売に結び付けることができないか。
7.起業チャンス
生産者、クリエイターと消費者をつなぐネット空間を。資産同士をつなげることになる。
8.マイクロ
マイクロアパートメント 狭小アパートニューヨークで脚光。
9.シェア
大盛り食品をシニア夫婦でシェア。7分目食の開発も面白いが大盛り二人の方が有益では。
10.ベトナム新ビジネス
学童のバイク送迎事業。核家族化が進み、親族による送迎が困難に、幼稚園から中学生まで利用。小学校が終了する時間は、学校の前は出迎えで大混雑です。
11.新鮮&利便
ニュータウンを巡回して卵を売る「たまご倶楽部」(東京都青梅市)。家の目の前で新鮮な卵が買える利便性が、高くても売れる。
12.日本のホスピタリティー
成田の入国、出国の対応がたいへんよくなった。ちゃんと挨拶され、ありがとうとも言われるようになった。
13.箱=固定概念
箱からから飛び出せ。
14.大豆食品に期待
ソイリューション、大豆ルネッサンス、是非成功させて欲しいな。
15.農業のIT
農業分野のITベンチャー企業が面白い、家畜の分娩の兆候をメールで送るシステムなど。