1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(10/18)

配信日:2016年10月18日

「新商品開発・ヒントビット」第171号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■171○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2016年10月18日(火)
困難打破
8月25〜26日のセミナーが終了後、声が全く出ず、無理して話をしていたので、声帯が腫れ重傷ですと医者に言われた。1週間絶対話さないように言われましたが、わたしの仕事は話すこと、筆談を交えて仕事をしていました。9月10日から30日迄ホーチミン、プノンペン、ビエンチャン、ハノイに出張、大事な約束を除いてキャンセルし、どうにかこなしてきました。帰ってすぐ病院へ。症状が改善されていない、話をしないようにと再度言われたが、10月6〜7日のセミナーを声が出にくい中でどうにかクリア。いつもと比べてエネルギーを使います。74歳の体をもっといたわらないといけないと痛切に感じています。
10月27〜28日のセミナーを終えて、11月2日から12日までハノイ、ダナン、ホーチミンに行ってきます。ベトナムのいろいろなプロジェクトが動き出してきたので、ベトナムの仕事が増えていますが、体をいたわりトライしてきます。

【伝言】
第138回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2016年12月15日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第171号

1.消費は増やせない
日本は、政府債務が国民一人当たり1000万円。将来、増税、歳出カット、高インフレのいずれかが起きるという状況に国民がおかれている。将来の生活の不安、痛みを感じている国民は消費を増やせない。不安をどうなくすかが消費拡大の決め手。

2.価値共創
これからは、消費者と一緒に作るコンシューマブランドが重要になる。

3.コスパ
性能を3割上げて、価格を1割上げると、消費者にとって大きな魅力になる。

4.キッズデザイン賞子供の安全を守る
「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」。

5.言葉
言葉の裏にある事実をしっかりと見る。そして、はっきり言葉にする気構えを持たなければならない。大野晋。美味しいではなく、どのように美味しいかを言葉で表現しなければ。

6.白髪ファッション
自然体でカッコいい、大人の魅力前向きに主張。大人のライフスタイルが、若者をリードしていく時代になっている。

7.普通
世の中は普通の人で動いている。普通でいいのだ。

8.無心とは
子どもらしく、何事もあるがままに受け止めること。鈴木大拙。まずは受け止めよう、そして考えてみよう。

9.超二流
一流ではないが超二流、日本ハムの選手。特定の投手に強い打者、守備が抜群の選手という個性派。大谷は超一流。

10.米国の悩み
米国で、45〜54歳の白人中年の死亡率の高まり。先進国では低下傾向にある死亡率が、10万人あたり400人を上回るまでに上昇したのは、薬物・アルコール過剰摂取、自殺、生活習慣病などによる。

11.ソーシャルビジネス
低所得支援プログラムの新たな開発とソーシャルビジネスモデル。一番は就労機会と所得の向上。

12.皆さん、考えてみよう
「ただ、長くこの仕事をしていてシンプルでわかりやすい機能をもつ無印良品の世界観と、消費者が期待する無印良品の世界観との擦り合わせが難しくなっているのは事実で、消費行動は読みづらくなっている」良品計画社長の話。

13.ヘルシア ノンアルコール
売れるのか、わたしは5段階評価で2、売れない。

14.戦いに勝つとは
戦国武将の武田信玄は、戦いに勝つとは「5分を持って上とし、7分を持って中とし、10分を持って下とす」。勝ち方にもこだわりを、勝っても謙虚に、おごらず。深い言葉です。

15.スモールデータ
日本はスモールデータで勝負したらいい。データ収集は人口の多い米国の方が有利。日本の工場やインフラは海外企業より運用ミスがなく効率的。ビッグデータを取るまでもない。1を聞いて10を知るデータ分析の開発。

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