1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(3/28)

配信日:2017年3月28日

「新商品開発・ヒントビット」第179号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■179○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2017年3月28日(火)
芽吹きの時
芽吹きの時、木々は芽を出し、エネルギーが溢れ、満ちてくる。やる気になる時期でもある。革命、政変も芽吹きの時に起きると言われている。衝動的になる時期でもある。衝動買い、衝動的な犯罪も増える。バランスが崩れ体調を崩す人もいる。
エネルギーが溢れる芽吹きの時を、新しいチャレンジの機会にしたい。

【伝言】
第140回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー4月20日スタート
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第179号

1.超ノマド(遊牧民)
フランスの経済学者、ジャック・アタリ氏は、国境をものともせずに世界を飛び回る一握りの高度人材を「超ノマド(遊牧民)」と呼ぶ。日本が引き寄せた超ノマドは人口比でまだ0.004%しかいない。彼らを増やしていけるのか。選ばれる国、選ばれる企業への転換が求められている。まずは国を超えるノマドになろう。

2.過去の成功体験を捨てて、新しい成功体験を作ろう
日本を成功させてきた政策やルールがデジタル革命に追いつかない。シェア経済に遅れる日本。過去の成功体験を捨てよう。

3.ブランド
ブランドはメーカーのものではなくてお客様のもの。メーカーは間違いを犯すことがよくある。

4.昆虫食
コオロギの70%はタンパク質。未来のタンパク資源。試食してみたい。

5.シェイクシェイク
ホルモン剤フリーのアンガス牛100%使用 食事がわりになる海外高級バーガー。ジャンクも高級志向。

6.フリーランス
フリーランスがこれからの働き方の一つの形、個人事業者になって自らのスキルを磨きつつ、ネットを通じて仕事を探す。自由だけど大変、だけど自由。

7.ネスレの「ネスレシアター」
ネット広告はシェアが大事 広告動画は物語、商品やサービスの宣伝をせず、物語や演出を練ったドラマの配信が増えている。物語がポジティブに転じる場面で小道具として商品を登場 日経2017.03.25

8.オタクをファッションに
iPodはオタクアイテムをファッションアイテムにしたことが成功の理由。市場を広げるときはファッション化も効果がある。

9.ユーチューブ
悪質動画に広告が表示されることで、広告主が相次ぎ離反 ネット広告の品質を完全に保証できるか不明。ネットは良と悪が混在。

10.もうパンは捨てない 2017.03.22朝日新聞
食べ物が捨てられている。想いを持って作り、想いを持って使ってもらう、捨てる時にも想いをもたれる、そんな商品を作りたい。私は靴や鞄を捨てる時に、お酒をかけて、写真を撮って感謝をしています。

11.Adversity is the first path to truth.
逆境というのは、真理に到達する第一番の道である。
George Gordon Byron バイロン

12.甘酒が復活
伝統の知恵 文化を商品に。文化とはユースイン 生活の知恵。

13.豪華寝台列車は成功するのか?
「TRAIN SUITE四季島」全室スイートルーム、「トワイライトエクスプレス瑞風」 美しい日本をホテルが走る。超富裕層のニーズなのか、超富裕層のマーケティングのヒントになるのかも?

14.断言力;言い切る
断言することによって力が生まれる。「汝の敵を愛せ」聖書、言い切る「芸術は爆発だ」、前提条件を提示して言い切る「体温を上げると健康になる」。常識の逆を行く「バカとブスこそ、東大に行け」。「一言力」より。

15.商品進化
単品→組み合わせ→システム。住居用洗剤「マイペット」→ダスキンのモップ→クイックルワイパー。次の商品を考えるとき、進化パターンを把握することが役に立つ。

前のヒントビット 次のヒントビット