配信日:2018年3月27日
「新商品開発・ヒントビット」第200号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■200○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2018年3月27日(火)
春三題
木の芽時、エネルギーがわいてくる季節、そのエネルギーをうまく活用したい。
早起きの勧め、朝の2時間の自由時間は人生の貴重な時間、いつもより2時間早起きする習慣を付ける絶好な機会。
雪が溶けたら水になる、雪が溶けたら春になる、両方の視点を持ちたい。
桜が満開、今日、私は桜の木の下で“朝食”を楽しみます。
【伝言】
◆第145回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー2018年月4月19日スタートです
“なぜ30年以上、企業から支えられているのか”
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。
★商品開発ヒントビット第200号
1. CtoC
消費者が消費者と直接取引する「CtoC」が消費のカタチを変える。スマートフォンによってネットでの売買が容易になり、誰もが消費者でありながら販売者にもなる。
2.テレワーク
総務省の2016年度の調査ではテレワーク導入企業の労働生産性は導入していない企業の1.6倍になるという。実際、導入企業の9割が効果が実感できたとしている。
3.110運動
伊藤忠商事は約4年前から「110運動」を推進する。社内の飲み会のルールだ。1次会だけ、夜10時終了の意味らしい。
範にしたのは韓国サムスン電子の「119指針」。こちらは1次会、酒は1種類、夜9時終了と、さらに厳しい。意外に時代を先取りしていたのかもしれない。働き改革につながるのでは。
春秋 日本経済新聞 2017.11.26
4.高齢者用粉ミルク
シニアに必要な栄養成分を追加した完全栄養食品。安心&健康&過去の経験、シニア商品開発のヒントでは。
5. AIをめぐる技術革新
AIは、サービスを多様にする力がある。AIをめぐる技術革新のポイントは「画像認識の精度が急激に上がり、コンピューターに目ができた」(松尾豊・東大特任准教授)点にある。
6.「疑いは知のはじまりである」
Doubt is the origin of wisdom. Descartes デカルト フランスの哲学者、数学者 。いつも???を持とう。
7.地産地消
エネルギーの地産地消、東京などの大都市での可能性は。面白いテーマでは。
8.香りにひかれて
「しょうゆが焦げるにおい、うまみ成分であるアミノ酸が燃える香りは万国共通なんですね。日本でも、焼鳥屋やウナギ屋は煙を外に出して人を呼ぶでしょう。海外でも、この香りにひかれて人が寄ってきます」 キッコーマン 堀切功章社長。香りは脳にダイレクトに作用するので効果が大きい。
9.地ウィスキー
短期熟成で人気,厚岸蒸留所、秩父蒸留所などのウィスキーが人気。熟成年度の既存のヒエラルキーに挑戦。2つの蒸留所を見学しました、期待しています。
10.コカコーラが缶チューハイに参入 成功は?
たいへん売れる・売れる・どちらとも言えない・うれない・まったくうれない。皆さんの評価はいかがですか。
11. 山中慎介引退
元WBC世界バンタム級王者、プロボクサーの山中慎介の引退会見があった。神の左をもっと見たかった。神の左のような圧倒的な強みを持ちたい。
12.異質の情報の組み合わせが
「戦場のメリークリスマス」の日本兵と英兵の魂の交わりと、平昌オリンピックの小平奈緒選手とイサンフア選手のリンクを肩を寄せて回った場面。異質な情報を組み合わせることによって魅力的なストーリーが生まれる。
日本経済新聞「春秋」2018.02.26
13.「先に見出し、後に捜し求めよ」
Find first, seek later. Jean Cocteauジャン・コクトーフランスの詩人、小説家、芸術家。まず仮説ありき。
14.プリファード・ネットワークス
スタートアップ企業、企業価値首位のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)はAIの一種である深層学習で制御技術を開発する。西川徹社長は「深層学習を導入することで製造業に変革の波を起こしたい」と。日本でも新しい起業が生まれている。期待したい。
15.粗にして野だが卑ではない
元国鉄総裁 石田礼助。何ひとつ権限のない仕事と言われ誰もが敬遠した不遇のポスト、国鉄総裁を引き受け、問題山積みであった組織を、世の中のために尽くす「パブリックサービス」として捉え、生涯のモットーとして唱えていたのは、「粗にして野だが卑ではない(言動が雑で粗暴であっても、決して卑しい行いや態度をとらない)」。そして、国鉄総裁在任中は自らを「ヤングソルジャー(若い戦士)」と称し、改革に挑む。城山三郎の小説『粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯』一読を。