1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【みんなで頑張ろう マツモト・新商品開発ミネラル】第281号

配信日:2011年3月22日

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・■■■        商品開発・マーケティングの
・■□■   MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■     発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
        毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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    ■□ 第281号 Table of Contents □■
      ◇マツモト・新商品開発ミネラル
      『希望』
      『驚く習慣』
      『森は元気の源』
      『経済学の「底」は「希望」』
      『幸せのコップ』

◇伝言
第110回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
第110回 4月14日(木)スタート。
"これから"の新商品開発をわかりやすく、深く学び、そして考える『場』として展開していきたいと強く思っています。
      ・利益を生み出すナンバーワン商品創り
      ・顧客創造型ニーズ開発
      ・変化を引き抜く商品コンセプト開発
      ・評価感性を高める
      ・商品の魅力を伝え、高めるネーミング・パッケージング開発
      ・新商品成功のマーケティング・サクセスプラン創り

2011年3月22日(火)
被災された方々の、生活課題の解決への支援を全力を挙げて行う。分かち合い、助け合いの日本人の精神を発揮し、笑顔のある生活の再生、豊かな地域の復活に、みんなで支援・努力をしていきましょう。日本人は、みんな強くなっている、みんな優しくなっている。1週間遅れのミネラルです。
ツイッターもご覧ください、みんなで知恵を出して行動に移しましょう。http://twitter.com/katsu1970

■『希望』
★気づき
 「月のない夜には、明かりを灯せばいい。明かりがなければ、蝋燭に火をつければいい。蝋燭がなければ、暗闇に目が慣れるまで耐えればいい。やがて太陽が昇り、光に包まれるだろう。」とても尊敬している人、イラク難民の方の言葉。希望を失わず、前に進もうとする彼の意思だった。安田菜津紀さんのツイッターより (@NatsukiYasuda) 11/03/18 10:28
18日、朝日新聞朝刊。天声人語の宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」を引用した原発従事者の、事なきを祈らずにいられない、の記事。共感。家族の下に全員、絶対帰ってください。Matsumoto Katsuhide (@katsu1970) 11/03/18 8:09
いま、毎日、メディアで流される大震災の映像。破壊された町。人々の姿。いま、この映像を瞼に焼きつけよう。この光景を胸に刻もう。そしてそれを、これから我々の生きる原点にしよう。そしていつか語ろう。あの時、この日本という国の素晴らしい再生が始まったと。田坂広志さんのツイッターより(@hiroshitasaka) 3/21

★コメント
 いろいろなツイッターがあります。いまの適切な情報、何をするのかのアドバイス、心温まる励ましの言葉、勇気をもらえる言葉。非難、アジテーションもありますが、全体的には役に立ち、勇気が出てくる言葉です。
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■『驚く習慣』
★気づき
 1日に何回か驚く。思いがけない事物を見つけて驚く。そのことが日常に活力を与える。昨日の散歩の途中、白紙に残された鮮やかな墨痕の様な黒い割れ目を、近所の家の石塀にみつけた。それは、どこかの国で、空中からみたことがある大河を思い出させた。ゆったりと流れる水が脳裏に浮かんだ。生きている河だった。その割れ目のわきに、しがみつくようにして石の上を這っている一本のつる草に気がついた。その根元は、道路のアスファルトを貫いて出来たかのごとくである。柔らかい緑の茎の思いがけない力強さに驚かされた。人間とは違って、信念などに頼らなくとも、強く生きている。そうなると気持ちがなぜか明るくなる。それは、もともとそこに存在していたはずのものだが、自分には見えていなかった。それが見えたということだ。
文化人類学者 西江雅之氏 2009.9.9

★コメント
 身近な驚きを発見して、勇気をもらおう。
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■『森は元気の源』
★気づき
 人間はともかくも見えるものに目が奪われがち、森の中に身を置いて、目に見えないものに身を置いて、目に見えないものを見て行くこともだいじ。木の文化から化石資源による生活が自然から離れ、自然を破壊することにつながっている。木は人を純粋にしてくれる。木と触れ合うことで生きていることを実感する。
稲本正さんに聞く 日本経済新聞2010.1.21

★コメント
 自然の優しさ、自然の怖さを私たちは忘れてはいけない。木に触れよう。森に行こう。
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■『経済学の「底」は「希望」』
★気づき
 経済学の「底」は「希望」。底はこれ以上悪くならない。一見「底」のような状態が、実は階段の一ステップにすぎず、また一段がぐっと落ちて安定する。二番底かと思って安心したら、また、と奈落の底に落ちて行く。それが恐慌。将来の不安が厄介。経済動向には人間の心理作用が強く働く。不安を抱くことがその不安を自己実現してしまう。ものが売れないから売り手は値段を下げる。でも売れない。この状況をお金をためている側からみると、お金の価値が上がることになるため、ますます貯め、また売れなくなるという悪循環。日本経済全体の生産性は、独自のやり方で技能を育ててきた企業による。「悪徳の勧め」。浪費や美食などの多少の悪徳を許して経済を刺激しないと経済は生きていけない。
岩井克人さんに聞く 朝日新聞2010.1.6

★コメント
 経済学の「底」は「希望」。底はこれ以上悪くならない。好循環のスパイラルを生み出す。日本人の強さとやさしさが、好循環を生み出す根っこ。根っこを強く優しく育てたい。
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■『幸せのコップ』
★気づき
 友人が日本の高校生をタイ北部の農村に引率していった時の話。タイの北部は貧しい地域で、1人当たりの年間平均所得は6万円ほど。でも笑顔で暮らしている子供たちを見て、ある高校生は言ったそうだ。「人間はみんな、満足という水を入れるコップをもっている」コップの大きさは人それぞれ。少しの水で満杯の人もいれば、バケツみたいに大きくて、いくら入れても足りない人がいる。「タイの子供たちのコップは小さい。だから小さな幸せを見つけて笑って暮らす。私のは大きすぎて恥ずかしい。いろいろな幸せを感じ取れるようになりたい」と。
佐光紀子氏(ナチュラルライフ研究家)日経新聞2009.12.16

★コメント
 小さな幸せのコップを持とう。被災地の人に、これからの幸せの小さいコップを届けよう。

◆土日一人で映画
「英国王のスピーチ」監督トムフーバー キャスト コリン・ファースジェフリー・ラッシュ(味があり、好演)
アカデミー賞候補として話題になった「ソーシャルネットワーク」はアメリカの若者の映画、「英国王のスピーチ」はイギリスの大人の映画。ヨーロッパの映画「が」好きです。映画が見たいな。おもしろい映画がたくさん上映中。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第281号(2011/3/22) (c) 1999Japan Orientation
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