配信日:2011年7月19日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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■□ 第291号 Table of Contents □■
◇マツモト・新商品開発ミネラル
『高齢化を逆手、保険に勝機』
『共生の仕組み不可欠』
『女性』
『プレゼンテーション方法』
『ないから豊か 江戸文化』
◇伝言
◆第112回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
8月25日(木)スタートです。111回は39名の方々が参加、終了しました。感謝。
<顧客創造型新商品開発>をめざす"これから"の新・商品開発セミナー
商品開発を実践的に、深く学ぶ『場』です。
現在、薬品、化粧品、食品、飲料、玩具などの企業の方々が参加予定です。ぜひいろいろな業種の方々に参加していただきたいと思っています。
7月19日(火)
なでしこジャパン、世界一おめでとうございます。松山に旅行中、朝3時に起きて見てしまいました。全体のパスの通りが悪く苦戦予想。世界一への想いの強さが最後まで続き、世界一へ。17日(前日)、松山の子規記念館で俳句っぽい想いを投稿。「なでしこのチームワークは日本の美」なでしこジャパンに感謝。
■『高齢化を逆手、保険に勝機』
★気づき
「長生きした人ほど多額の年金を受け取れる生存保険の創設を提唱しています。17世紀の発明者の名に由来して『トンチン年金』と呼ばれるもので、加入者が預けたお金の運用益を生存者だけで分け合います。若い世代に頼らずに、同世代同士で長生きリスクに対応できる仕組みです」「金融業界では日本発の新商品などありません。手数料を稼ぐことに頼りすぎています。金融機関は規制当局の意向を気にしすぎる行動様式から抜け切れていないのかも知れません」
中前国際経済研究所代表 中前忠氏
日経新聞2007.2.19
★コメント
高齢化をネガティブにとらえるのではなく、もっとポジティブにとらえていくことが大切。長生きも元気で社会に役立つ長生きでなければ。69歳まじか、養生訓を読んでシンプルな生活を心がけたいと考えています。
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■『共生の仕組み不可欠』
★気づき
共生の仕組み不可欠 不安社会をなくせるか 競争至上主義を批判する マネー資本主義に基づく、むき出しの市場競争の結果だけに生活をゆだねるのはダメ。連帯や参加、共生の仕組みが必要となる。市場を市民の手で制御しつつ、新しい循環型の経済や社会のシステムを作り上げなくてはならない。大量生産・大量消費・大量廃棄の仕組みを変え、地域の資源や人材を活用してエネルギーや食糧、福祉を持久しようとする試み。デンマークなど欧州各国で自然エネルギーが普及しつつあるのも、「市民資本」が大きな役割をしている。良質な地域産品が使われている物を選ぶなどの工夫が必要。
内橋克人
朝日新聞2005.1.9
★コメント
時代は大きく変わった。東日本大震災後その変化が顕在化した。市民資本の概念も魅力的。自覚的消費者、自覚的企業がこれからのリーダーでは。経団連の時代は終わったのでは。
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■『女性』
★気づき
女性たちがお互いの遺伝情報を交換するために、その橋渡しとして男性を生み出した。つまり女性こそが生物本来の性であり、男性は発生プロセスから脇道にそれた、単なる使い走りでしかない。
★コメント
おもしろいですね。子孫を残すという動物の本能からみると男は使い走りにすぎない。男はいつも不安を抱えて生きているのでは?
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■『プレゼンテーション方法』
★気づき
プレゼンテーション方法 「高橋メソッド」「言語の柔軟性でカバー」「規約が重要」など新聞や雑誌の見出しのような言葉を使い、グラフや図表がないばかりか、文字による箇条書きの説明すらない。1枚の画面に現れるのは巨大な文字の単語や単文だけ。ほとんど10文字以内。「もんたメソッド」発表内容の中でもっとも強調したい一部分を隠しておくことで、聴衆の興味を引く方法。
日経新聞2005.9.10
★コメント
言葉の力を信じたプレゼンを。そのために練りに練って言葉を生み出さなければ。プレゼンは「言霊」で。
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■『ないから豊か 江戸文化』
★気づき
「大江戸エネルギー事情」などの作家、石川英輔さんによると、江戸時代は見事な循環社会だった。「エネルギーは太陽と人力だけ。不便だけれど、石油文明による環境問題もなく、多様かつ独創的な文化と文明を築いてきた」例えば、江戸の水道。管や樋で巧みに高低差をつけ、人口110万、世界最大の都会に自然流化式の上水網を張り巡らせていた。漫画家、文筆家の杉浦日向子さんの遺した一節。「300年の江戸の太平がもたらした新しいライフスタイルは『三ない主義』。モノをできるだけ持たない。出世しない。悩まない。」「このままなし崩し的に滅びていくよりは、"新しい貧しさ"を選択した方がよいと考えています。」
朝日新聞2007.4.11
★コメント
東日本大震災後の一つの生活のあり方では。人間らしい文化を築いていきたい。「ないから豊か」がいいですね。
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◆土日朝一番の映画
この2週間せわしなくて映画を見ていない。ストレスがたまる。いま見たい映画は「蜜蜂」。見に行ったのですが、銀座テアトルのチケット売り場が混雑していて帰ってきてしまいました。「海洋天童」「ゴーストライター」(8月27日から)を見たい。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第291号(2011/7/19) (c) 1999Japan Orientation
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