1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【マツモト・新商品開発ミネラル】第308号

配信日:2012年3月21日

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・■■■        商品開発・マーケティングの
・■□■   MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■     発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
        毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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    ■□ 第308号 Table of Contents □■
      ◇マツモト・新商品開発ミネラル
      『知識立国へ一貫戦略を』
      『身体』
      『欲望とは』
      『テロップ』
      『アニメが生んだ夢を形に』

◇伝言
第116回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
4月12日スタート。
ヒット商品づくりの人材育成と、ヒットの仕組みづくりが、商品開発の開発です。実践的・体系的で深く学ぶ「場」です。
◆『学び合いの「場」』4月・5月の予定

2012年3月21日(水)
遊び・学び・働く、の実践。
遊びは、17日(土)新潟酒の陣へ。まつもと好みの幻の酒探検。新潟地鳥も上品な脂肪と肉のジューシー感がおいしい。6時30分出発で、朝早く遊びも厳しい。酒・酒、人・人でした。88の酒蔵から、影虎、越の柏露、北雪をゲット。私は淡麗だけど後残りの余韻があるお酒が好きです。
芝居、「パーマ屋スミレ」在日コリアン3部作。前回の「焼肉ドラゴン」も素晴らしかったが今回も力をもらいました。貧しくても本気の家族の芝居でした。
映画も楽しんでいます。
学びは、「キュレーションの力」「キュレーションの時代」2冊を読み、これからの編集クリエーションのヒントを得た。
『学び合いの「場」・触覚の魅力開発』は、触り心地、肌触り、食感などのヒント多数を得た。
3月19日『学び合いの場・これからの家族とマーケティング』19人、満席でした。自由と一緒の「個・共」の距離が重要。後日HPにメモを掲載します。
働くは、関西出張。カウンセリング2社。企業の相談が多く、時代・市場・価値観・マーケティングが分水嶺を越え、新しいマーケティングが求められているのでは。4月の2日の週は、比較的事務所にいるので、何か課題がある方はノックしてみてください。(電話、メールにて予約してください)。遊びに来る方も歓迎です。

■『知識立国へ一貫戦略を』
★気づき
 日本の情報産業は、戦略不全から大きく出遅れてしまっている。この現状を抜け出す道筋が、ネットワーク産業をプラットフォームビジネスとして捉えることである。これに関して認識すべき点は2点。第一に多様なシステムが混在するネットワーク産業において、それらの結合機能の持つ付加価値は相当に大きく、結合基盤の提供の意味が大きいということ。第二にプラットフォームビジネスは強いネットワーク外部性が働き、リーダーの市場シェアが非常に高くなること。同ビジネスにおいてはオープン化が必須要件でありながら、ワンストップのメリットが大きいので、的確なバランスをとるために政策目標の明確化が必要となる。理想としては、プラットフォーム提供者が、万人に利用可能なイノベーションの基盤提供を促すことである。
日経新聞2006.5.29

★コメント
 「キュレーションの時代」佐々木俊尚著(ちくま新書)に、ツイッター、フェースブックをプラットフォームにして成功している「位置通知サービス」のフォースクエアーの話が載っていました。ゲーム感覚を取り込んで、位置と周辺情報を提供して成功。これからも面白い展開が期待できるのでは。4月6日(金)『学び合いの「場」・ITのこれからとマーケティング』をテーマにディスカッションをします。興味ある方はぜひ参加を。
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■『身体』
★気づき
 メリハリのある細い体は、筋力の低下を暗示しており、単純に喜ばしいとはいえない。太股が細くなっているのは、加齢による現象が大きく筋肉が減っている。若い頃の筋肉量は老後に備えての「貯筋」。筋力不足は骨密度の早期低下につながる。
早稲田大学スポーツ科学部教授 福永哲夫
朝日新聞2004.6.4

★コメント
 エアロバイクを30分やって貯筋に励んでいますが、なかなか貯筋ができません。70歳になると転ばないためにも貯筋に励まなければ。一日6時間の講座を立ってできるのも、貯筋のお陰かも。
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■『欲望とは』
★気づき
 マズローの欲求の階級
1)生理的 2)安全 3)社会的 4)尊敬(自我) 5)自己実現
消費と生産 個人でみれば消費は快楽、生産は苦痛だが・・・魅力開発は最高級の消費欲望の創出。

★コメント
 アンチマズローもおもしろいのでは。質素、冒険、逃避、変身、否定。ポストマズロー、社会に参加したい、よい環境。ネオマズロー、ひもじくもなく、 健康に安全に健やかに、戦うことなく、いろいろな視点から考えてみたい。
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■『テロップ』
★気づき
 テレビの字幕はどのくらいの分量が読みやすいのか。NHKや日本テレビによると画面下部は1行13文字で2行程度。画面右上は8字まで。これ以上では視聴者が瞬時に字面を追えず、目障りになる。

★コメント
 プレゼンも、1行13文字、2行がわかりやすくて良いのでは。
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■『アニメが生んだ夢を形に』
★気づき
 9月23日、静岡県の朝霧高原で行われた初の公開テストで100メートル近い滑空に成功した飛行機、正式名称を「M-02」というが、人は大抵「メーヴェ」と呼ぶ。宮崎駿の名作アニメ「風の谷のナウシカ」に登場する一人乗りジェット機「メーヴェ」をモチーフにしているためだ。メディア・アーティストの八谷和彦が、イラク戦争の始まりで世間にいやなムードが漂った2003年に開発を始め、その後オーダーメイド飛行機会社オリンポスに設計・製作を依頼した。無益な争いをやめさせるため、風の谷の上空を待ったメーヴェの姿で、戦争に関係ない平和を意味したかったという。日々の生活の中にもハイテクが忍び込む今日、娯楽と科学には意外と深い関係がある。
朝日新聞2006.10.3

★コメント
 アニメは夢を生み出す。人間は今のような飛行機になりたくないのでは。鳥のように自由に飛びたいのでは。
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◆『学び合いの「場」』4月5月の予定
◇「IT環境の変化とマーケティング・商品開発」4月6日(金)
 IT環境の変化。経営、マーケティングにゲームをどう取り込むかのゲームニクスなど。最新話題提供からスタート。
◇「幸せを創るマーケティングを深める」4月23日(月)
 第1回の延長。人間は、日本人はどんな「コト」を幸福と感じるのか。深めていきたいと思っています。
5月は
◇「遊びとマーケティング」遊びとは、マーケティングと遊びを考えてみる予定です。
◇「お酒の魅力とは」酒談議をしたいですね。飲むことの好きな方、外へ出て話しましょう。ウィスキーのプロをお招きできれば。
時間:19時〜21時(終了予定、延長あり)
会場:日本オリエンテーション事務所
参加費用:1,000円(サンドイッチ、飲料付き)
申し込みは office@jorien.com
※『学び合いの「場」』に載せてみたいテーマをお寄せください。

◆土日朝一番の映画 1本しか見れなくて、見たい病です。
「戦火の馬」監督スティーヴン・スピルバーグ キャスト ジェレミー・アーヴァイン、ジョーイ(馬)
第1次世界大戦。少年と馬の絆の物語。ストーリーは予定調和的でちょっとおもしろさに欠ける。戦いの映像と脇役の魅力が輝いていました。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第308号(2012/3/21) (c) 1999Japan Orientation
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