配信日:2013年11月19日
‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・
・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
・・‥‥…………………… by Japan Orientation ………………‥・・・
■□ 第348号 Table of Contents □■
◇マツモト・新商品開発ミネラル
『サービスが開く新製造業』
『フォロワーの多さは発信力の強さ』
『調理』
『脳を操るだましの技術』
『米製造業 復活は本物』
<伝言>
◆第125回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
変化への気付く力を高める。11月28日スタート
好奇心を刺激するセミナーにしたいと思っています。
◆ベトナムでのマーケティング活動を開始します。
ベトナム日本留学経験者とネットワークでマーケティングを開始しています。まずは日本企業のベトナム、メコン圏進出のサポートをマーケティング視点でサポートします。いろいろな企業から問い合わせ、ミーティングをしています。お気軽にお問い合わせください。
2013年11月19日(火)
いま、原丈人さんの「増補21世紀の国富論」を読んでいます。2007年版「国富論」も読みましたが、増補版も新しい視点が加味されていて読んでいて楽しく、ワクワクしてくる本です。「公益資本主義」「コア技術の開発」「コンピューターの終焉」「知的工業製品」などのコンセプトには共感。ぜひ読んでみてください。71歳の人間に勇気を与えてくれる本です。
■『サービスが開く新製造業』
★気づき
日立の鉄道。車両の供給だけでなく、数十年単位でハードウェアの価格と同等以上のサービス収入を得るビジネスモデル。GE。製造業はアナリティカル(解析技術生かす)な存在になるべきだ。GEはITを駆使し、航空機エンジンや発電機などにセンサーやソフトを組み込み、稼動時のデーターを収集・分析してサービスに生かす「インダストリアル・インターネット」。例えば、航空機エンジンの状況を把握して燃費良く航空機を飛ばし、故障やトラブルを未然に防ぐよどみのない運航や発電を可能にすることで顧客から得るサービスの対価は、「製造業の本質を変え、新たに数兆ドル規模の市場を創る。イメルト氏
日経新聞2013.11.04
★コメント
ソリューションを提供することがこれからの製造業のビジネスモデルになるのでは。コマツの「ダントツソリューション」。顧客自身も気づかないようなニーズをプロの目で掘り起こし、市場を切り開く戦略。GPS付きの無人大型ダンプなど。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『フォロワーの多さは発信力の強さ』
★気づき
国内のフォロワー多いタレントは有吉弘行253万人、孫正義192万人、タレントのローラ175万人。海外ではオノ・ヨーコ450万人、レディー・ガガ395万7千人、リツイートが繰り返されることによって情報が拡がる。
★コメント
有吉弘行に253万人のフォロワーがいるのが驚き。ソフトな辛口が共感を呼ぶのだろうか。等身的なのがよいのか?私には摩訶不思議な現象。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『調理』
★気づき
生のサツマイモを食べると体重が減り、加熱調理したサツマイモの場合は増える。加熱で消化しやすくすれば、消化のためのエネルギーは節約できる。殺菌によって、病原体との闘いに費やすエネルギーが減らせる。自分の体内に取り組むエネルギーは調理の仕方によって変わる。
日経新聞春秋2013.11.08
★コメント
体内エネルギーを消費する調理の技術は、ダイエットにとって面白いヒントになるのでは。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『脳を操るだましの技術』
★気づき
バーチャルリアリティーの可能性。表情の変化で感情をだます鏡。ある感覚を刺激すると別の感覚が変化する。視覚で触覚をだます技術 つまんだクッキーを3Dの映像で大きく見せると、食べた時に満腹感が増す「拡張満腹感」が高まる。
朝日新聞2013.07.29
★コメント
昔、養老孟司(ようろう たけし)さんに、脳は脳をだますのですかと聞いたことがありました。答えはどうだったか記憶がありませんが、脳もだまされるのだ。脳をだますマーケティングはあり得るのか?おもしろそう。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『米製造業 復活は本物』
★気づき
復活の要因は3つ
1. 工場の自動化などで、生産コストに占める人件費の割合が低下した。今では、材料費の割合が多く重要。
2. 3Dプリンターのような新しい製造技術が登場し、生産性が向上。
3. 市場に近いこと。巨大工場で作って世界中に出荷する時代は終わった。今は「機敏性」が求められる時代だ。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)に聞いた。
日経新聞2013.10.10
★コメント
変化の時代には、対応できる機動性が大切。生産ラインの効率化をどう図るか、日本の製造の知恵をどう残し、継承するか、新しい製造の時代が開くのでは。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
◆土日朝一番の映画
★「グランド・イリュージョン 原題Now You See Me」監督;ルイ・レテリエ キャスト;ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウッディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン
大金を盗み出す4人のマジシャンのトリック。結末もいいですね。キャストのキャラクター、チームワークも魅力的でした。おもしろいです。
★「マッキー」監督;S・S・ラージャマウリ キャスト;スディープ、サマンサ・ルス・プラブ
ハエ=マッキーの復讐と愛する人を守るインド映画。ハエをヒーローにする発想もインド映画的。おもしろくオススメです。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
■■■.......................................................................................‥‥・・
■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第348号(2013/11/19) (c) 1999Japan Orientation
・‥‥.......................................................................................‥‥・・