配信日:2016年4月19日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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■□ 第398号 Table of Contents □■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『メガトレンドをつかむフレームワーク』
『ファーストリテイリングの「革新と挑戦」』
『歩く』
『手書き』
『スティーブ・ジョブズのスピーチ』
<伝言>
◆第136回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
7月7日スタート
HPから参加申し込みが出来ます。現在5人の申し込みがあります。
第135回4月21日スタート 参加者29名の方々でスタート。
★商品開発プロになるための実践練習場です
★“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ
★好奇心に火をつけるセミナーです
◆商品開発カウンセリング−新しい風を吹かせる「場」です
◆商品開発社内教育−発想刺激の「場」です
2016年4月19日(火)
熊本、大分の地震災害で被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。
早く笑顔が戻ってほしいと願っています。
震災を人災にしない。
関西大学教授の河田恵昭さんは、4月16日の朝日新聞で「何か起きたら対応する」という対症療法的な取り組みから脱却して、事前の備えを重視する組織を作るべきだ・・・・もしかしたら日本の文明が大きく衰退する契機になるかもしれない。大切なのは、被害を出来るだけ小さくするとともに、復興にかける時間を出来るだけ短くする「縮災」を徹底させるため、必要な法律や組織を今から備えて行くことです。
日本は地震、風水害の多い国です。早く事前対応の仕組みを作ることが必要です。
■『メガトレンドをつかむフレームワーク』
★気づき
闇雲にメガトレンドをつかもうとすれば、真偽のわからない情報に翻弄される。不透明な事業環境のなかで大局観を持って先を見通すには、フレームワークが必要だ。そこで、「EDGE」と「PRISM」という2つのフレームワークを提示したい。「EDGE」は、経済(Economy)、人口動態(Demographics)、地球環境(Geoenvironment)、エネルギー(Energy)という4つの視点から定量的なデータを集める。一方、「PRISM」は、経営へのインパクトが大きい政治(Politics)、宗教(Religion)、技術革新(Innovation)、社会動向(Social Movement)から主に定性的な情報を取り揃える。これら8つの視点はそれぞれ独立したものではなく、互いに絡み合いながらより大きなうねりとなって、あらゆる産業の競争環境を抜本的に変えていくだろう。
★コメント
時代・市場・生活価値観の変化を定量、定性のデータを融合して仮説を立てることが必要。ハッとした出会いを見逃さず、大胆な仮説を構築し、市場・消費者とのキャッチボールをしながら検証して行くことが大切。
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■『ファーストリテイリングの「革新と挑戦」』
★気づき
「革新」とは、過去の常識を疑い、物を本質から見直して、根底より、良く、そして新しく変えて行こうという姿勢。「挑戦」とは、困難や競争に果敢に挑み、常に考えられる最高水準を目指していこという姿勢。
「成功は一日で捨て去れ」柳井正より
★コメント
「革新」と「挑戦」は一体にならないと力にならない。
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■『歩く』
★気づき
歩くことは創造的思考を促進する。
歩行中には特定の脳内物質が分泌されるので、脳がよりリラックスした状態になるという。これは脳の実行機能、つまり仕事への集中や予想外の出来事への対処などをつかさどる機能の働きを助ける。ウォーキング会議に最も適しているのは、何かの判断や意思決定について話し合う時や、解決法を探るような時である。
★コメント
私は、企業の人たちと歩きながら「探検」をし、「触発」するのが大好きです。歩いてミーティングをするとおもしろい発想が生まれてきます。
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■『手書き』
★気づき
会議中、ノートPCやタブレットでメモを打ち込むのが当たり前となった。しかし、これは記憶への定着と内容理解の両方において、手書きに劣ることが実験で示された。
★コメント
手は考えるツールです。手書きは自由で発想がひろがる。
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■『スティーブ・ジョブズのスピーチ』
★気づき
スティーブ・ジョブズが、2005年、スタンフォード大学の卒業生に向けてのスピーチで、“connecting the dots”という話を交えた。
Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something ― your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
「もう一度言います。未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。」
★コメント
共感、感動のdotsをどうつなげて進んで行くか、自信を持ってつなげて行くと歩む道が見えてくる。
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◆土日朝一番の映画 映画は映画館で観るとワクワク・ドキドキです。
『ルーム』
ベトナムに行く飛行機の中で見ました。7年前から部屋の中に断絶されていた親子、社会を取り戻して行く姿が人間ドラマになっている。小さい画面なので感動感が薄かった。
『砂上の法廷』
嘘のどんでん返し、逆転がドキドキする。おもしろかった。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第398号(2016/4/19) (c) 1999Japan Orientation
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