1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【マツモト・新商品開発ミネラル】第453号

配信日:2019年3月19日

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・■■■        商品開発・マーケティングの
・■□■   MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■     発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
        毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
・・‥‥…………………… by Japan Orientation ………………‥・・・

    ■□ 第453号 Table of Contents 松本プラス忽那□■
      ◇マツモト・商品開発ミネラル
      『品質』
      『こだわり』
      『生と死』
      『儀礼』
      『トリックスター』
      『消費者視点でわくわく商品開発のススメ:「積分の法則」忽那公範』

<伝言>
第150回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
☆既存のプログラムは150回でキリが良いのでこれで終了にしたいと思っています。
新規プログラムで再開するかは、考えていますが未定です。
今までに受講された方々、受講を勧めてくれた皆さんに感謝です、ありがとうございました。
商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーを心がけてきました。
最終150回は、2019年4月18日スタートです。


◆花王のヒットメーカーが指導する、わくわく商品開発・社内研修会
担当コーチ 忽那公範
商品開発“活性化”プログラム、短期集中で商品開発力が飛躍。
花王で次々ヒット商品を生み出した、元花王のヒットメーカーが、一体になって指導、サポートをします。
○新しく市場創造が出来る商品を提案。
○担当している商品の価値を高める。
詳細はお問い合わせください。
office_j@jorien.com

わくわく商品開発社内研修会・講師紹介(PDF 86KB)

2019年3月19日(火)
 初めての沖縄一人旅
琉球文化と自然と人の優しさを感じたいと初めての沖縄旅行
・那覇に19時過ぎについて、ホテルがわからず電話をしたら、駅まで出迎えてくれました、嬉しいです
・空腹で紹介してもらった、やんばるの郷土料理の店、働いている人の笑顔が最高、料理も泡盛も美味しかった
・翌日は瑞穂酒造、まさひろ酒造訪問、ものづくりの想いは強いが、顧客への価値提案力が足りないのでは?
・泡盛の会員制クラブ「泡盛倉庫」に連れて行ってもらい、泡盛の強い想いの語りを聞いた、ちょっと想いが強すぎて負担
・3日目、国際通り探検、中国人、韓国人があふれていて騒がしい
・国際通りの裏の、裏の小路を探検人間の温もりのある屋台の喫茶店で、1時間ほど地元の人とお話し、楽しかったです
・夜は泡盛、焼酎、日本書の品揃えがすごい店で、オーナーと話をしながらお酒を楽しむ
・4日目、首里城と嘉数高台公園に行く予定だったが首里城のみでホテルに帰る
・夜はホテルにいてコンビニのパンを買って夕食、初めての経験
・翌日石垣島に行く予定をキャンセル、飛行機のチケットが取れたので帰宅
・行く前から持病の喘息が出ていて無理がたたったのか、初めての旅行途中中断ショック
・沖縄の0.1端を見てきました、早く再度探検に出かけたい。
・最後に、沖縄には基地はいらない痛切な思いです。

≪マツモト・商品開発ミネラル453号;アーカイブス6≫
アーカイブスです、19年前のマツモトミネラルの読み直しです。
2000年にどのような発信をしていたのか?いまに繋がっているのでは。
コメントに、追加のコメント*をつけました。

■『品質』
★気づき
 「品質を高めるにあたって技術に人間らしさ、感情を吹き込むデザインがきわめて重要である。」
米フォード自動車、D・ピーターセン会長
マツモトミネラル第12号 2000年03月15日

★コメント
 ヒューマンな商品をどう開発するか。商品に人格をつけたいと思っています。
*見える「品質」から、見えないが感じられる「品位」「品格」が重要になってきている。オーラ、醸し出す雰囲気が重要、深くないとオーラにならない。

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■『こだわり』
★気づき
 「こだわり」をつけることと「こだわり」を捨てること、どちらも大事では。
「こだわりを捨てること」として、大きめの服を着る、それが一つの表現。
マツモトミネラル第11号 2000年03月01日

★コメント
「こだわりを捨てる」ことが新しい生活、新しい発想を生んでいく視点ではないでしょうか。
*「こだわりをつける」「こだわりを捨てる」そしてまた「新しいこだわりを生み出す」。「こだわり」のスパイラルな進化が大事では。

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■『生と死』
★気づき
 老いや死への関心高まる
技術文明社会に対する夢が失われて明日より今日、そして死へと人の気持ちは内へと傾いている。「私どもは死なねばならないことを忘れていた」科学技術の進歩が死の時間を奪い、死を人工化した。
(季刊誌「仏教」6号、法蔵館)
マツモトミネラル第11号 2000年03月01日

★コメント
 「死」を意識することによって「生」がイキイキしてくるのではないでしょうか。
*「死」は、生きてきた人生を語るために必要、「生」があって、「死」があって文化が生まれ繋がってくるのでは。ふと手塚治虫の「火の鳥」を再読したくなり、昨日注文をしました。

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■『儀礼』
★気づき
 「社会はすべてリチュアルでできている」
リチュアルとは「儀礼」のこと、儀礼とは習慣化された振る舞いのルール。
アメリカの社会学者 E・ゴフマン
マツモトミネラル第11号 2000年03月01日

★コメント
 「儀礼」を研究することが生活のコンテンツを発見するチャンスになるのでは。
*文化の中で形式化された行動が「儀礼」、結婚式の「儀礼」、家に入るときに靴を脱ぐ「儀礼」、葬式の「儀礼」、「儀礼」の変化を分析してみると、生活価値観の変化が見えてくるのでは。

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■『トリックスター』
★気づき
 現代社会の歪みが生んだともいえるボーダーラインの人たちは、しかし現代社会が必要としている存在である。
「彼らはオーソドックスに生きられない、したくない、時代や社会を極めて敏感に捉える」
民族神話によく登場するトリックスターをいう役割に似ている。
マツモトミネラル第11号 2000年03月01日

★コメント
 「変な人」は私にとってほめ言葉です。利口でない「変」な人になって欲しいと思います。
*神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好き、善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、全く異なる二面を持ち、世の中を変えていくアーティスト。
大江健三郎の『同時代ゲーム』、文化人類学者の山口昌男の『道化』、阿部謹也の『ハーメルンの笛吹き男』など「トリックスター」をテーマにしている。
ビートたけし、樹木希林と内田裕也の夫婦も現代のトリックスターなのでは。

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■『消費者視点でわくわく商品開発のススメ:「積分の法則」忽那公範』
 よく、若い時に、苦労は買ってでもするといいって、昔の人は言っていますが、その通りだと思います。いろいろな体験、成功も失敗も、行動して、実感することで、自分の中に蓄積していくと思います。失敗した時、成功した時、きちんと、分析、解析をしておかないと、蓄積になりません。分析する時に、人のせいにしたり、運が悪いと言って片付けたりするのはダメで、消費者のインサイトの読みを間違っていることが多いです。こういった経験を若いうちに早く身につけるといいです。毎年、ちょっとずつ経験、20年かけてレベルを高めていく成長よりも、3〜5年で20年分の成長をした方が、残りの15年は成長しなくてもいいです。早く成長して、あとは成長しなくても、時間×結果の積分値は大きくなると思います。 同じ努力するなら、若い時に、積極的にすることをオススメします。
また、早く成長すると、仕事も、まわってきます。多くの体験が出来て、楽しいサラリーマン生活が出来ると思います。
早く成功体験をすると、自分の自信にもなりますし、まわりの見方もよくなります。
同じ努力をするなら、早いうちにしたほうが得です。
わくわく商品開発研究所 忽那公範(くつな きみのり)
https://www.wakuwakuken.com/

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◆土日朝一番の映画 映画は映画館で観るとワクワク・ドキドキです。
『グリーンブック』
著名な知的な黒人のピアニストとイタリア系の白人運転手の南部への演奏旅行の道中記、無理解、良さを認める、生き方に共感する、受け入れ認め合う、ふたりの葛藤が魅力的で人物表現が素晴らしい、「ニガーというな」イタリア系の白人の親戚が集まった、クリスマスのパーティでの一言がこの映画のテーマでは。
オススメです。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第453号(2019/3/19) (c) 1999Japan Orientation
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