1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(5/12)

配信日:2015年5月12日

「新商品開発・ヒントビット」第141号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■141○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2015年5月12日(火)
「海外勤務の損得勘定」
5月8日朝日新聞12面「海外勤務の損得勘定」について下記のような内容の記事がありました。
「中小企業は、ほとんどの業務の決定が自らの裁量に属するので、海外勤務は出世コース。大企業の場合は、海外の仕事が専門化され、帰国後に海外経験や知識を生かす場所がなかったりで昇進の早道にならない。」
この見方は大変近視眼的ではないか。大きな企業で一つの歯車として仕事を経験するより、若い人にも大きな裁量権があり、国内ではまだアシスタントなのに海外では責任者として仕事をしている。また、上の人たちは経営者のマインドを持たなくてはならず、経営者としての貴重な経験ができるチャンスである。日本の成熟している市場ではなく、成長し、変化の激しい市場での経験は今後のリーダーとしての資質を育てる。海外経験のない人は役員になれないと言われている大企業もある。出世するかどうかより、海外、新興国の人たちが幸せになるように仕事をできることは、これからの生き方にとって大切な経験になる。大きい企業の人、特に若い人たち、中小企業の人たちはぜひ海外で修羅場を体験してきて欲しい。

【伝言】
第132回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年7月9日スタート。
132回は新テーマ≪新興成長国の商品開発・マーケティング≫≪ブランド戦略≫を追加、より充実したセミナーへ。
32年、3千人以上の商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。
好奇心に火をつけるセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第141号

1.クラウド・ファンディングの活用
テストマーケティング、先行販売実績づくり、初期プロモーション、リーンスタートアップにも有効 開発期限の短縮とオピニオンとのキャッチボールによる改良にチャンスとして活用できる。

2.2.5次元
2.5次元エンターティメント、キャラクター(2次元)と演者(3次元)の狭間を楽しむ。狭間にチャンスがあるのでは。

3.ネット通販と雑誌の融合
楽天と幻冬舎が組んでスマホ向けファッション雑誌の創刊、広告と販売が直接つながる。

4.植物たんぱく飲料
緑豆、小豆、クルミ、ココナッツがおもしろい。

5.無消費
散歩時におもしろい石を拾う石集め、全国のお散歩サークルが拡がっているそうです。

6.ヴィコー・ヴァジラデンティ Vicco Vajradanti
インドのアーユルヴェーダの治療技術に基づく歯磨き、アーユルヴェーダにいろいろヒントがあるのでは。

7.今は中価格高満足
ちょっと高くてもモノがよければヒットする。竹の価格で松のクォリティーを開発する。

8.臭い
疲労臭に気をつけよう、体臭の他にも疲労臭があるらしい、気をつけなければ。

9.「破壊する創造者」ハヤカワ文庫NF
ウィルスがヒトを進化させた新発想、読んでみてください。

10.これからのスマホアプリは
タップからスワイプへ メールの「インボックス」、タスク管理の「ハンドル」、天気予報の「ウエザーキューブ」、ニュースの「スマートニュース」、男女の出会い系アプリ「ティンダー」など。

11.心境
≪散りぬベき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ≫細川ガラシャ夫人の辞世の歌。

12.道楽?
無償の遊戯性=道楽かも。

13.第3の視点
個人プレーの集合体にしたい。パナソニック津賀社長、個人と集合の良さを融合させる。

14.ブランド戦略
高齢化に対応したブランド戦略とは?これからのテーマでは。

15.シリコンバレーの「アクセラレーター」
起業家の学校 小数の株式と引き換えに、少額の資金と起業経験者や投資家からのアドバイスを受けられる。

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