1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第31号

配信日:2001年01月01日

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・■■■       商品開発・マーケティングの       ■■■・
 ■□■     MATSUMOTO・MINERAL     ■□■
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・・‥‥……… by Japan Orientation 等幅フォント推奨 …………‥‥・・
             http://www.jorien.com

  新しい社会のかたちを模索する21世紀が始まりました。
 「グローバルスタンダード」によって「多様性」が失われ、均一化が促進さ
 れると「新しいクリエーション」生まれない。「グローバルスタンダード」
 に対して「ローカル」の独自性が大切になる。
  IT革命も「個」性を溶解させてしまうかもしれない。キーをたたけば望
 みの情報が入ることによって「個」性が失われてくる。
 遺伝子工学の進歩によって生まれてくる「クローン」も均一化を生み、種の
 衰弱を招くのでは。
  21世紀は「多様性」の危機である。わたしは意識して「多様」の自覚と、
 尊重を心がけて行くつもりです。今年もよろしくお願いいたします。
                日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英

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・■□■…第31号の内容……………………………………………………‥‥・・
 ■■■ Table of Contents

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 ┛┛┛  『問題を生み続ける力』
 ┛┛┛  『進歩なんてものじゃない』
 ┛┛┛  『百貨店冬の時代』
 ┛┛┛  『eファクトリー』
 ┛┛┛  『技術社会への懐疑表明』
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■『問題を生み続ける力』
   ★解  説
      問題を投げかけたときに答えを見つける力は持っているけれど、
     問題を生み出し続けるのは大変なこと。だから問題を生みだし続け
     る力をつけることが重要。
   ★ミネラル
      2001年初めての松本ミネラルとしてはいかがなものかと感じ
     ましたが「問いを発する人」になることはスッゴク大切だと思って
     いますので意図して1番目にしました。
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■『進歩なんてものじゃない』
   ★解  説
      「世の中に進歩するものなんかありゃしないよ、全てのものは変
     化するだけさ。それはただの変化であって、僕に進歩なんてものじ
     ゃない」(小林秀雄の言葉)
   ★ミネラル
     ただの変化だ、がいいですね。進歩なんてくそ食らえ。
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■『百貨店冬の時代』
   ★解  説
      百貨店がコンビニに取って代わられた戦後日本の消費文化とは一
     体何だったのか。便利で簡単なものによって生活を組み立てようと
     すること、特別な日常からの遊離などではなく、いつでも気軽に出
     入りが出来、モノが買えること。それは一つの「達成」なのだ。こ
     の「達成」がどうしようもない、むなしさを露呈していることを私
     は感取せざるを得ない。そしてこの「むなしさ」が、今日、日本人
     から「元気」を奪い取っている。日本の消費の低迷は、深層心理的
     な要因は消費がもはや「夢」をもたらさなくなったところにある。
     佐伯啓思(読売新聞2000,11,9夕刊)
   ★ミネラル
      新しい「夢」を作ろう。「個」の回復と「多様」が「夢」を生み
     出すのではないか。
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■『eファクトリー』
   ★解  説
      IT時代の工場は、開発・設計や消費者・ユーザーを結ぶ情報の
     結節点になる。製造業がトータルなソリューション、サービスを提
     供する企業へ変わっていく。製品を作ると同時に、まったく新しい
     サービスを提供することが必要。製品はいろいろなサービスにつな
     がるポータル(玄関)になる。   
   ★ミネラル
      「製品開発」から「トータルソリューション」開発へ。「トータ
     ルソリューション」クリエーターの育成が重要。
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■『技術社会への懐疑表明』
   ★解  説
      「現代人はハイテクの変化に目を奪われ、歴史の重みを忘れがち
     だ。ハイテク社会の源は、すべて歴史の流れの中にある。中世はか
     つては暗く変化のない時代とみなされてきたが、実は活発な社会。
     技術を含めて現代のルーツは中世にある。「先端技術の開発はすぐ
     れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。しかし技術開発と、
     それが何をもたらすかを考えることとは別だ。21世紀は技術をコ
     ントロールせざるを得ない「eメールや携帯電話に縛られた社会は
     自分自身と向き合ったり、空想にふけったりする自由を奪う。」
     (「ジュラシック・パーク」の作家マイケル・クライトン。)
   ★ミネラル
      「進歩」「便利」がストレスを拡大しています。古関彰一氏は
     「情報化社会の発達が、人間を小さくし、かつ自己省察の機会を奪
     った」と述べています。縛られない、自分自身と向き合う、空想に
     ふける、自由になる、そのために、進歩、技術から解放されなけれ
     ば。

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・■□■…「MATSUMOTO・MINERAL」とは……………‥‥・・
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    数年前から新聞、雑誌、本、いろいろな人との話し合い、そして自分
   で考えたことで、いろいろ考えるときの私のマーケティング・ミネラル
   となっているメモです。出所など明記をしなければいけないものも入っ
   ていますが、あるものとないものが入っています。ご了解ください。
   原則として毎月2回(1日と15日)みなさんのメールに投げ込んで行
   きます。触ってみてください。
    
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・■□■… 2001年の日本オリエンテーション ……………………‥‥・・
 ■■■                   
    ★商品開発コンサルテーションの充実
      魅力ある企業内商品開発スタッフの育成。次世代商品開発システ
     ムの開発。ヒューマンな新事業・商品コンセプトの開発。
    ★セミナー・社内教育の充実
      双方向型で、実践的で、夢のある人づくりセミナーにしたいと思
     っています。
    ★新規テーマとして
      商品開発支援データ・ベースの開発。時代・市場・生活価値観の
     変化を引き抜く研究会の開催。次世代テーマの開発と異業種企業が
     提携し、市場を開拓する「コンソーシアム」の開催。

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・■□■… PF会メモ「ストレス」を考える …………………………‥‥・・
 ■■■  ─2000.12.21日本オリエンテーション事務所にて 

    1.便利になることは、本来ストレスを軽減することなのに、ストレ
     スを高めることになっているのでは。(例えば携帯電話)
    2.個人が自由になることによって、社会へストレスをもたらすこと
     にもなるのでは(携帯電話)
    3.リラックスを感じるのにストレスが必要。ストレスとリラックス
     は振り子構造では
    4.アボリジニの楽器を聞いて。すごく素朴で原始音な感じがする。
    5.ストレス=弱者、のイメージがする。ストレスを全面に出した商
     品は失敗する可能性が高いのでは。(鬱病は隠す病気であったが少
     し変わってきているのでは)
    6.ストレスの根っこは動物としての人間が、動物としての人間でな
     くなってきていることが大きいのでは。脳のみが拡張している。
    7.ストレスの解消なのか、回避なのか。ストレスを楽しむのも良い
     のでは。
    8.他との関係が存在確認できること─尊敬される、信頼される、愛
     される(反対も含めて)がストレス解消(回避)に大事なことでは。
    9.ストレスとは個人個人の中での主観的存在ではないか。みんなそ
     れぞれストレス感は異なるのでは。
   10.ストレスという言葉から受ける印象は軽い(しかたがない感じが
     するが)。もっと大きな闇の世界を持っているのでは。
   11.人間が進歩?、進化?する事によって捨ててきた(自然、動物ら
     しさ、人間のリズムなど)ものの中にストレス解決のヒントがある
     のでは。
   12.社会のリズムと人間のリズム(社会のスピードと人類の誕生から
     持っている人間としてのリズム)とのギャップがストレスの大きな
     原因ではないか。


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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第31号 (2001/1/1)  (c) 1999 Japan Orientation
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 ┛┛┛ 発行者    日本オリエンテーション 松本 勝英
 ┛┛┛ 問い合わせ  MailTo:webmaster@jorien.com
 ┛┛┛ 登録・削除  MailTo:mineral@jorien.com
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