1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

商品開発15のヒント!(9/29)

配信日:2009年9月29日

「商品開発・ヒントビット」第14号

1.満腹の王様にごちそうを提案する時代 他

商品開発・マーケティングのための「小さな・小さなヒント=ヒントビット」です。

皆さんのヒントビットの投稿、コメント歓迎です。

1.「満腹の王様にごちそうを提案する時代」(任天堂岩田社長)
皆さんはどのような提案をしますか。

2.空腹になる食品はいかがですか
日常の中に空腹がなくなっています。朝食も食欲が無いのに詰め込んでいる。
朝の空腹を開発したいですね。

3.おいしい空気はいかがですか
いまは食品ではありませんが、これからは魅力的食品になるかもしれません。

4.見て満足する食はいかがですか
そんな食は考えられない。皆さんはテレビのグルメ番組を見て、食べる満足感を感じていませんか。質感のあるパッケージ開発も食欲をそそります。

5.別腹食品は考えられませんか
同じものを食べ続けていると飽きます。その時、違う味の食品を食べると胃が活発に反応します。食後のデザートです。

6.もたれない食品は
胃にもたれなく、すぐ消化をしてくれる食品はいかがですか。ダノンのビオなどは消化食品では。

7.イトーヨーカ堂の下取りセール
食だけでなく、いろいろな商品が過剰になっています。下取りによって空腹を作ることも重要なマーケティングです。

8.過剰化のマーケティング
過剰化時代のマーケティングとは発信力より求心力が大切です。吸い込む力、消費者が喜んで参加してくれる「場」づくりが大切になってきます。

9.少量満足
多量満足に対して、少量満足も、満腹の時代には必要になるのでは。

10. 少量満足開発の注意
少量で、多量の満足を提供しないとその商品の魅力を低下してしまいます。
10分で1時間の満足が得られるゲームを開発しなければ。

11. 淡白な味へ
濃厚な味から淡白な味へ変化しているのでは。淡白なおいしさの開発は難しいことですがチャレンジをしなければ。

12.調査をしてもわからない
満腹の人に何を食べたいか聞いても回答は得られません。いままでの調査の限界です。新しい調査方法?を考えなければいけない時代です。

13.仮説を作る
時代・市場・生活価値観の変化を引き抜き仮説を作って提案する。消費者の共感が得られることがニーズです。

14.人と物との関係の変化
消費から生産へ。野菜を自分で作る、人と物との関係が機能だけではなくなり、愛着などの新しい関係の開発をしていかなければいけない時代になった気がしています。

15.新生活必需品開発へ
生活必欲品から新しい時代の新生活必需品開発にチャレンジしていきたいと考えています。

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