配信日:2009年11月24日
「商品開発・ヒントビット」第18号
1.共家事ライフ。他
商品開発・マーケティングのための「小さな・小さなヒント=ヒントビット」です。
皆さんのヒントビットの投稿、コメント歓迎です。
1.共家事ライフ
家のことは夫婦二人の仕事になった。共に生活を楽しむ柔軟な連携。夫が料理を作る、洗濯をする、掃除をする。夫に似合うエプロンも必要になるのでは。
2.再び育む
子育てが終わった人たちは、もう一度何かを育て成長を見守る喜びを味わいたい。
孫の面倒をみる、ガーデニング、農業。また趣味の人形作りなど、再育が切り口になるのでは。
消費だけでは満足しない、生産による自己実現ニーズも強くなります。
3.中高年の肯定的アイデンティティー・ニーズ
私は、自分の仕事に関してベテランだと思う。
私は、生きている価値のある独自な存在だと思う。
私は、自分の得意な分野、自分の有能さを発揮できる領域をもっている。
私は、自分のよりどころや支えになるものをしっかりもっている。
などのポジティブなアイデンティティー・ニーズに対しての意味的効用の開発。
4.8分目食
多量満足から、少量満足へ。
5.大人はプロシューマ
大人は生活の経験度が深い。しっかりした作りこみが必要。
6.夫婦メンテナンス
もう一度夫婦で向かい合う時。二人暮しを豊かに向かえ、送るための夫婦メンテナンス。
お互いの生活を認め合いながら、一緒に楽しめるモノコトが必要。
7.過去歴の研究を
ターゲットの青春時代の思い出を新しい形で再現する。若いときから持ちつづけていた憧れに再チャレンジ。
8.理想的縮小ライフ
モノを買う、集めるから、捨てるへ。コンパクトで上質な生活へ。
9.地縁・趣縁
人と集う。それも、地域、趣味の縁。コミュニケーションのルートとしては面白いのでは。
10.働く定年退職者
元気な人たちです。おしゃれも大事。ステーキをモリモリ食べる人もいます。
ステレオタイプの見方では魅力商品はできません。
11.沈静
深夜ラジオを聞く世代です。騒音ではなく沈静ライフの提案を。
12.生活・商品見直し
毎日の生活、暮らしを大切に。身近な生活の中の些細なことに、楽しさ、喜びを発見する生活。
13.ストレッチライフ
薬、医者に頼らない健康を理想と考えています。いまの健康を維持するために心身に刺激を与え、体、頭、心のストレッチが大切。
14. 手間をかける
ゆっくり生活を楽しむ。コーヒーをゆっくり入れる、料理に時間をかける。散歩の寄り道を楽しむ。
プロセス自体を味わい、楽しむ。
15.老い支度市場
上手に死んで行く。遺影をとるお年寄り、子どもへの形見の時計を買う。