配信日:2019年5月28日
「新商品開発・ヒントビット」第227号
・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆ マツモト・新商品開発ヒントビット
■227○ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001 毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・
2019年5月28日(火)
バンコクにて
ホーチミンからバンコクに来ています。飛行機代は往復14,815円で大変安い。
ホーチミンをハブにしてバリ、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ラオスはすごく安価に行けるので大変便利です。
バンコクで悩んでいることは、タイ英語です、なかなかストレートで理解できず、何回も聞き直すことが多い。ベトナムは20回ほど行っているのでベトナム英語には慣れてきているが、76歳の高齢者にはアジア英語は難題。
これからのアジアの伸長を考えるとアジア英語に慣れることが必要、やはり現地に来てなれることが大事では。東南アジアの高温にもなれることも必要では。
アジアに行こう。アジアを感じよう、アジアに慣れよう。
*いまのメールからの発信から、Facebookに集約する予定です。(7月予定です)
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★商品開発ヒントビット第227号
1.アサヒグループフィロソフィー
「外国人社員にも共感できるような新たな経営理念『アサヒグループフィロソフィー』を作りました。3つの柱からなります。
(1)消費者の目線に立ち、その期待を超える商品を生み出す
(2)飲み手である消費者の感動を作り手も共有する
(3)商品価値を高め固定顧客を獲得する――といったものです」
アサヒグループホールディングス 小路明善社長兼CEO
2.小倉ヒラクさんの肩書は「発酵デザイナー」
発酵の世界にほれ込み、味噌やしょうゆ蔵から商品デザインなどを請け負うようになる。歌手と組んで「手前みそのうた」なる動画も公開。おもしろい。
ベトナムでも発酵食品の興味が高まっている。
3.あなたなら、どちらの言葉が心に響くだろうか。
A「ウソをつかないで」、B「ウソつきにならないで」。
心理学の実験をしたところAはウソが減る効果がほとんどなかったが、Bは激減したという。行動より人格のことを言われた方が身が引き締まるようだ。
天声人語?
言葉の発しかたによって効果が異なる。
4.大激動の時代
世界は、VUCA(激動、不確実、複雑、不透明)』の時代にあります。
政治や経済、景気や消費などが複雑に絡み合い予測困難かつ変化の幅も大きくなっています。
Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉。VUCAが加速化していく。
5.カテゴリーキリング
ワークマンは作業服から、アウトドアーウエアーをカテゴリーキリングしている。
「#ワークマン女子」というハッシュタグがインスタグラムで使用される程になっている。
周辺に大きなマーケットがないかに注意し、キリングするマーケティングを。
6.女と男
一般に、男性は非日常のイベントや体験が好きである。それに対し女性は、日常の詳細をまず考えがちだ。キャンプに行くと男性は必ずバーベキューをやりたがる。一方女性は、肉を焼いた後の金網の掃除をまず思い浮かべるのだ。
漫画家柴門ふみ
7.宇宙から来たマーケッター
どんな新しい視点でいまの地球を見るのか興味。昔、宇宙から来たマーケッターとしてテレビに出ようかなと考えたことがあった。宇宙から地球を考えることも必要かも。
8.顧客の購買行動が変わってきているのだという。
これまで3、4日に一度、店を訪れていた顧客が1日おきにやって来るようになった。
来店頻度が上がるのはうれしいことなのだが、1カ月を通してみると従来よりも買い上げ金額が10%も減っていた。一方、顧客の買い上げ点数は5%増にとどまった。
スーパーマーケットの経営者の感じていること。
9.C世代
欧米の普通のミレニアル世代(20〜30代)や10代とたがわず、好きな番組を好きなときに好きな方法で視聴するのは当然と考えて育った。
何でもカスタマイズする(自分好みにする)という意味で「C世代」と呼びたい。
10.無知の発見
最も偉大な科学的発見は、無知の発見だった。
11.私の20代の分岐点
友人から言われた、「画家になるか画商になるか」、大きな分岐点だった。
その時から画家(コンサルタント)になる努力をした。
12.時差の差別化
他社よりも早く、一番先にやらなければ、スピードが最大の差別化要因、重要なところに集中。
13.これから
東洋哲学とめい想を学ぶのも良いな。
14.サイバー空間の安全性
ファーウェイのサプライチェーン(供給網)を分断するだけでは米国や同盟国の産業にも打撃が及び、インターネットそのものの分断につながる懸念もある。
正義を互いに振りかざすより、サイバー空間の安全性を確保する技術を米中で模索するのが賢明だと考えるべきだ。
出所不明。
15.プロテウス効果
外見が変わると、実際の行動や心の動きが別人のように変わる。仮想現実(VR)技術の発達に伴い、そんな新たな現象「プロテウス効果」の研究が活発になってきた。分身であるアバターを通じて他人の視点を経験することで、人間が抱えてきた「肉体の制約」から解放され、他者への理解を深めることが可能になるかもしれない。他者への不寛容が民主主義の根幹を揺るがしている今、VRは新たな時代の扉を開ける起爆剤となるのか。
日本経済新聞2019.5.22
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