配信日:2007年04月17日
第185号
4月13日、上野鈴本演芸場に落語を聞きに行ってきました。
「子別れ」を通しで1時間30分、話に立体感がありライブの迫力を堪能し
ました。
セミナーにおける話し方のヒントもたくさんあり、楽しくて有意義でした。
■『日本人の幸せの感じ方の変化』
★解 説
「何気ないことに幸せを感じるヒトが増えている」「ほどほどの幸せ感」
(立正大学教授 斉藤勇氏)「1朝1夕に苦しく悲しい気持ちから解放される
ということは難しいが、誰の心にも、落ち込んだ状況から抜けだせる「心のリ
ソース」(資源)というものがあります。例えば旅行や散歩など、何気ないこ
とをする中で、何か別の楽しいこと、気が晴れることを探そうとする気持ちが
ある。(奈良女子大学教授 森岡正芳氏)
読売新聞2005.12.24
★ミネラル
日常の中の幸せ。土曜日に映画を見て、事務所でマツモト・ミネラルを書い
て、帰りにおいしいビールを飲む。私にとって一つの幸せです。
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■『マーケット・スペース』
★解 説
マーケット・プレイス(場所)がマーケット・スペース(情報空間)へ変化。
マーケット・スペースになることによってリーチとリッチ(顧客への情報密度)
の両方が満たされる。
★ミネラル
広がりと深さが同時に追求できる時代です。
マーケティングとしては大変おもしろいことです。
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■『植樹というのは』
★解 説
植樹というのは心に木を植え、命の森を育むこと。人間の生物本能、自分の
遺伝子を植えるという感じ、生命の根源と共感するなにかがある。「鎮守の森
こそ、我々が生き延びるための命の基盤であり、文化の森である。」
「77歳になって思うのは、正攻法が一番間違いないということです。ごまか
しは続かない。森がそうです。育ちやすく、見栄えのよい木を植えても長続き
はしない。その土地本来のふるさとの木が健全な森を作る」木を植える
宮脇昭さんに聞く 日本経済新聞2005.10.02
★ミネラル
植える、根源、育む、正攻法が、これからのキーワードでは。
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■『変化の把握』
★解 説
ダイナミックな変化を「流れ」として把握し、その速度・加速度・連続性等
を動態的に把握する。
★ミネラル
いまは、速度の時代から加速度の時代になってきていると同時に不連続な時
代です。ちょっとやっかいな時代です。
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■『未来を創出するには』
★解 説
1.伝統的な業界で慣例化している競争ルールを根本的に変えてしまう
2.教育・娯楽・ソフトウエア業界で試みているように、業界の境界を引き直
す
3.まったく新しい産業を創りだす
・未来のための競争はマーケットシェアをめざした戦いではない。市場機会
シェアをめざした戦いである。
・市場を再定義することが重要。
・未来のための競争は企業間の競争であると同時に、企業連合間の競争で
もある。
・未来のための競争は人々の生活を変えたいという情熱が長期間の忍耐を
助ける。
・未来のための競争は、競争ルールがまだ確立していない非構造的分野で繰
り広げられる。
・未来のための競争は、100メートル競争ではなくトライアスロンのよう
な長距離レースに相当する。
・未来市場では顧客の要求はなかなかみえない。いち早く市場実験ができれ
ば、顧客が製品に何を期待するのかが早く分かる。
・未来の競争は,未来をイメージする競争,未来への構想を有利に展開する
競争、(コアコンピタンスを蓄積して技術的課題を克服する競争。いろい
ろな製品やサービスのコンセプトを市場で実験し、顧客の新のニーズを発
見する競争。自社が保有していない重要な経営資源を補ってくれる提携会
社を探す競争。必要に応じて業界標準を作り上げる競争)そしてマーケッ
トシェアを獲得する競争の3つの競争がある。
バナナを取れなかったサルの話。
自分が何を知らないのかを分かっていない。必要な情報を入手する手段がわ
からなかたからではなく、知るべき情報が自分の経営の枠組みの外にあった
からなのだ。過去の成功体験を「忘れ去る組織」、忘却曲線という概念。学
習する努力と同時に忘れ去る努力が必要。
「コアコンピタンス経営」G・ハメル&G.Kプラハラード著 の松本メモ
★ミネラル
ちょっと古いですが、話題になった本の私の読書メモです。
興味ある方は「コアコンピタンス経営」を読んでください。
日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
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★マイカレンダー 4月2日(月)?4月16日(月)
仕事は、2日(月)3日(火)9日(月)10日(火)16日(月)コンサル
テイング。市場が読む、新しい視点が発見する、魅力的なコンセプト仮説をつ
くる、いつもドキドキで仕事をしています。
6日(金)社内教育。少人数で対話が出来て楽しいセミナーです。
その他いろいろ打ち合わせ。有益な打ち合わせをしたいと思っています。
おもしろくて、おいしい
10日(火)木製の窓枠の企業の押し掛けコンサルテイングの仕事。
住宅メーカーの方々と会っていろいろな視点発見。大手の企業のコンサルティ
ングと違って新鮮です。
11日(水)山の上ホテルの天ぷら屋で、企業の人と意見交換。おいしい話と
おいしい食事で楽しい時間でした。(山菜天ぷらの名残の味でした)
13日(金)マンダリンオリエンタルホテルの中華料理を食べながら意見交換
日本橋の高層からの眺めもよく、ゆっくり、おいしく、楽しい時間でした。
夜は上野鈴本演芸場で、柳家花緑の「子別れ」を通しで1時間30分を楽しむ。
楽しく、忙しい時間でした。
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■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第185号 (2007/4/17) (c) 1999 Japan Orientation
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