配信日:2007年05月08日
第186号
連休で1週間遅れのマツモト・ミネラルです。
4月28日から、5月6日までの連休。テレビのニュースでは出て来ない
64歳夫婦の連休でした。
■『求心力の時代』
★解 説
発信力より求心力が重要。消費者を引きつける磁場づくりが必要。
求心力のある商品、求心力のある広告。オーラが必要になる。オーラとは。
★ミネラル
吸い込む力というよりは、何か惹かれる優しさかもしれません。宮崎駿さん
の世界かな。「神話」の世界に求心力があるかも。
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■『携帯電話のメール』
★解 説
携帯電話のメールのやり取りは、書き言葉のふりをした話し言葉。話し言葉
は楽に話せるように変化してきた。そうした短縮化の原理が、話すように書く
メールにも反映される。
★ミネラル
ネット小説も話し言葉になってきています。コミュニケーションの変革なの
ではないかと思ったりしています。
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■『共鳴』
★解 説
たとえば不活性ガスでもくっつき合うということなんです。物体と物体、原
子と原子とは引き合うんです。隣り同士がくっつくというのはお互いに共鳴し
合うということでもあります。
★ミネラル
共鳴コミュニケーションとは。くっつかない、と、くっつくにはどうするの
か、いろいろ考えてみたいと思っています。
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■『環境問題を解決するには』
★解 説
儒教の共同体意識導入は環境問題に不可欠、個人主義は解決に不適合。
慶応義塾大学 環境情報学部 富永健一氏
★ミネラル
気持ちよい、人に、地球に「いいこと」したいな。
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■『ファンキーパワー』
★解 説
革命を牽引するのは「テクノロジー・社会制度・価値観」
サイバースペースは地球上の第7番目の空間。
「コンピュータを使うことがジョッキーのショートパンツのように広くベーシ
ックなものになり、女性の下着のようにセクシーになり、おむつのように吸引
力が豊かになれば、大きな変化になる」
社会制度は、制度革新によって発展する。
資本主義は、そのシステム内部から湧き起こる変革によって作り替えられてい
る。
国。国という区分より、言語、分化、年齢、性別、ライフスタイル、性的志向
など、多くの区分の方が国籍より大事な区分では。
超国家的社会を作ろうとしている。但し超国家的制度が効率がいいとは立証さ
れてはいない。国家は単位としては小さすぎると同時に、ターゲットの状況に
置いては、今度は大きすぎる。政党を基本としている、これからはグリーンピ
ースやアムネスティのようなグローバルな組織が重要。国際的な企業連合が必
要とされる時代。過去においての会社の成功は長生きする能力によって決まっ
た。これからは永続の必要もないと認識すべき。これからはスパークすること。
家族
家族は機能障害を起こしている。
自立する家族へ。もはや家族の団らんに時間を費やしたりしない。
価値観?望遠鏡から万華鏡へ
異なる価値観の融合化
わかりやすい社会環境のなかで生きる開拓者ではなく、何か未知のものを求め
て、さまようさすらい人になってしまった。明日をつくる価値観を考えるタイ
ミングでは。相対主義社会(私はこれが好き) 自分達の人生と子ども達の人
生をも規制緩和している。選択の自由が義務になる社会のなかで生きなければ
ならなくなるのでは。複雑なことに対する免疫をつけておくことが必要。
真の指導者は部下を変え、人々を自由に解放するのだ。
「ファンキービジネス」ユーナス・リッデルストラレ/シェル・ノードストレ
ム(博報堂)P.73?P.118
★ミネラル
スウェーデンストックホルム経済大学の教授が書いた過激で、本質的で、そ
して未来的なマーケティングの刺激本です。まだ読んでない方はぜひお読みく
ださい。おもしろ◎
日本オリエンテーション 主宰 松本勝英
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★マイカレンダー 4月17日(火)?5月6日(月)
64才の連休の過ごし方です。
30日、2日は映画「バベル」「輝ける女たち」を見て事務所へ。
「バベル」はモンゴル、メキシコ、日本(渋谷)の別々のストーリーが最後に
重なる、意外な展開がおもしろい。乾いたなかの潤い ◎。「輝ける女たち」
個人主義のフランス人の生き方に共感。自由でいとおしく、おしゃれなフラン
ス映画、カトリーヌ・ドヌーブとエマニュエル・ベアールが魅力的でした。
これも◎。
3日は平和島骨董市で27,000円の塗りの器10客を20,000円で購入(カミさん
お買い上げ)、私はモンブランの漆塗りデザインのボールペン2,000円。満足な
買い物でした。帰りに焼き肉屋で元気の補給。
5日は孫も一緒に家族で墓参りに。
6日はWOWOWのボクシング中継、10時から2時まで、「デラホーヤ×
メイウェザー」をたっぷり堪能。デラホーヤのボクシング姿勢に共感。
4,5,6日6時間のテレビBS特集「アジアの大回廊」を見る。中国からパ
キスタンまでの2万キロの回廊。中国の浸透と東アジア、東南アジア、南アジ
アの未来を感じる報告でした。
本は、「ロンググッドバイ」レイモンドチャンドラー 村上春樹訳 ◎、「コ
トの本質」松井孝典 ○、「芸術企業論」村上隆 △、「17歳のための『世
界と日本の見方』松岡正剛(P.198まで)の3.5冊。半身浴2時間×3日も、
本読みにはいい入浴でした。
だんだん遠出がなくなり二人夫婦のゆっくり、堪能連休です。
みなさんはどんな連休でしたか。
連休前の2週間(17日から27日)は コンサルティング4件。2件がまと
めの追い込み。セミナーは「商品開発プログラムのたて方<30+6>時間」セミナー
スタート、34名の参加者でちょっと少な目でした。
21日(土)恒例の竹の子掘り。15名参加で喜々として竹の子を掘る、「織
縁亭(おりえんてい)」の手打ち蕎麦を食べて、食べて、話すそして酔う。
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■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第186号 (2007/5/8) (c) 1999 Japan Orientation
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