１９７０年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

配信日：2014年4月1日

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・■■■　　　　　　　 商品開発・マーケティングの
・■□■　　 ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ・新商品開発ＭＩＮＥＲＡＬ
・■■■　　　　 発行者：日本オリエンテーション 松本勝英
　　　　　　　　毎月第１・第３火曜日発行（創刊 1999/10/01)
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　　　　■□ 第355号　Table of Contents □■
　　　　　 ◇マツモト・商品開発ミネラル
　　　　　 『消費者から見た「場面」の開発』
　　　　　 『プラシーボ』
　　　　　 『日本の魅力』
　　　　　 『広告の目的』
　　　　　 『スピード』

＜伝言＞
◆第127回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2014年4月17日スタート
商品開発プロになるための実践練習場です。“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。
◆ベトナムでのマーケティング活動を開始しています。相談歓迎。ベトナム市場調査、商品開発、マーケティングプラン、新ビジネスなどの相談が来ています。

2014年4月1日（火）
　今年2回目のベトナムに来ています。今回は、起業サポートがテーマです。
日本に留学した人たちが、ベトナムでいろいろな起業をしています。理系の人たちが大部分でマーケティング、経営への取り組みが弱い感じがしています。商品開発、顧客開発、達成するための組織化について、リーン・スタートアップ、カンバン方式、アントレプレナー発想でサポートをしていきたいと思っています。

7月18日から22日、連休を挟んで「ベトナム車座塾」を開こうと思っています。

■『消費者から見た「場面」の開発』
★気づき
１．目前の顧客に限定せずとも、そのような場面であれば誰しもその商品に対する欲求が強く感じられるような場面（ウイスキーには氷の場面）。 ２．肉体的、生理的にニーズが強く刺激されるような場面を選ぶ（疲れたときの入浴）。 ３．感覚的ニーズが高められるような場面（寒いときは熱燗で一杯）。 ４．特に「らしさ」が必要とされる顧客があたかもそのような場面で、いきいきと動いているような場面を選ぶ（バーで飲む酒は・・・・です）。

★コメント
　商品の効用は、場面を通してその価値が認識される。商品コンセプトにとって生き生きした、なるほど、ハッとさせられる場面設定が重要になる。
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■『プラシーボ』
★気づき
　プラシーボ（偽薬）は面白い。マネタリーベースを増やすことで、多くの人が物価が上がるはずだと思い、モノが売れる可能性がある。これもプラシーボ効果。

★コメント
　プラシーボの可能性は広い。薬の世界だけではなくいろいろな分野で活用可能では。
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■『日本の魅力』
★気づき
　日本にはいつも衝撃を感じている。伝統とテクノロジーが共存し、モダンな街を好み、若者は異様な格好をしているけれどこれもありだと思う。デザイナーの仕事は３から５年後の社会現象の先駆になることである。
ケンゾーのデザイナー（フランス人）

★コメント
　日本は日本人が思っているよりおもしろいのでは。海外からきて渋谷に行きたい、秋葉原に行きたいという外国の人たちが多い。中にいるとわからないおもしろさを自覚したい。
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■『広告の目的』
★気づき
１．商品に伴うソフト（製品特徴）をうまく伝える。
２．広告を見た消費者に買ってみようと思ってもらう。
３．使ってみてなるほど広告の言っている通りだと使い続ける→信頼関係を作る→口コミの促進。
４．商品内容の伝達性と態度を変容させる。
５．消費者のオープンアンサーをキーメッセージに、それを効果的にするためのキー・ビジュアルを。
６．トライさせリピートさせるメッセージの開発。愛用者の声を徹底的に聞く。

★コメント
　認知、トライアル、初回購入、リピート、ヘビー化のマーケティングを意図したコミュニケーションを考えることが大事。
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■『スピード』
★気づき
　「日本の複合機大手は大きくなり過ぎて保守的になっている。資産や技術を持っているが、意思決定のスピードが遅くなってしまっているのではないか」
新金宝グループのサイモン・シェンCEO。7万円台の3Dプリンター発売。グループで1800人の開発陣、従業員10万人以上、グループ売上約3兆円。
日経産業2014.3.20

★コメント
大きくなりすぎたからスピードが遅れるのか？守るマインドから攻めのマインドにならなければ。
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◆土日朝一番の映画
★『ダラス・バイヤーズクラブ　原題Dallas Buyers Club』
監督；ジャン＝マルク・バレ キャスト；マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナー
エイズにかかったテキサスのカウボーイが、未承認ではあるが効果のある安い薬、サプリメントを販売するクラブを作り、既成の体制に反逆する。病院、FDAなどに乗り込むシーンがカッコイイ。オススメです。
★『LIFE! 原題The Secret Life of Walter Mitty』
監督；ベン・スティラー キャスト；ベン・スティラー
退屈な人間だけど空想することの好きな「LIFE」の写真管理人の空想がもたらす冒険。展開が面白く、ラストもよかった。オススメ。

日本オリエンテーション主宰　まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■　第355号（2014/4/1）　(c) 1999Japan Orientation
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