配信日:2014年10月7日
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・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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■□ 第365号 Table of Contents □■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『青春』
『エコロジカルな夢のような住み心地』
『考えているのか』
『エスニシティ』
『リーン・スタートアップ』
<伝言>
◆第130回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年2月5日スタート
商品開発プロになるための実践練習場です。“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。
2014年10月7日(火)
夏の名残を、九十九里の海岸を歩いて楽しもうと思っていましたが、秋になってしまった。時は早く動いている。
■『青春』
★気づき
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相(ようそう)を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。
原作 サミュエル・ウルマン 邦訳 岡田 義夫
★コメント
読んで味わってください。72歳の私には響いてきます。
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■『エコロジカルな夢のような住み心地』
★気づき
ドイツ東部の都市カッセルにある「エコ団地」
夏ひんやり、冬はぬくぬく、30cm厚の屋根、内側が呼吸する壁、屋根の植物は光合成によって酸素を、庭の地下に雨水をためる。タンクで庭木の水やトイレの水として利用。
★コメント
「エコロジー」AND「心地よい」がこれからのエコロジカルな商品開発の成功ファクター(SKF)では。
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■『考えているのか』
★気づき
人口減少、原子力発電、集団的自衛権、機密保持法 問題があると感じていても、日々の暮らしに目を奪われ、それがどんな未来につながるのかを「考えない」でいるのではないだろうか。だとするなら私たちもまた「凡庸な悪」の担い手の一人なのかもしれない。
高橋源一郎 作家
★コメント
考えないことは悪に加担しているのかも、考えよう。
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■『エスニシティ』
★気づき
「民族問題が噴出。文明的に均質化、一体化の力が動くと必ず個別集団の自己主張が出てくる。交通通信が便利になればなるほど、分離傾向が出て、教育程度が高まるほど自文化への自覚が高まる。→「エスニシティ(国民国家を残したままで文化の独自性を認める)」へ。
★コメント
分離が進んでいる。しかし世界、地球はひとつ。
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■『リーン・スタートアップ』
★気づき
「リーン・スタートアップ」という本が面白い。スタートアップに、むだのない、を組み合わせた造語、製品を完璧な状態にしてから出すのではなく、最低限の機能を備えた試作品を作り、顧客の反応を見ながら改良を重ねていく。
★コメント
「リーン・スタートアップ」を読んで
スタート 戦略を検証する実験
構築−計測−学習のフィードバックループ
目標としてのビジョン ビジョン・戦略・製品のピラミッド
不確実性が高い状況でスタート
「イノベーション工場」をどう作るか
検証による学び 実験まずは実験 顧客との対話 失敗があるから学びがあるのだ。
仮説の検証のためのビジョンの分解
価値仮説と成長仮説
ITベンチャーのスタートアップ論だが、これからの企業の開発に役立つのでは。
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◆土日朝一番の映画
映画は映画館で見ると、もっと楽しくなる。
★「猿の惑星:新世紀ライジング」
監督;マット・リーブス キャスト;アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク
人間はウィルスによって絶滅の危機、チンパンジーは知力を得て、エイプのコミュニティーを作っている。エイプのリーダーは家族と仲間を大事に暮らしている。武器、文明、憎悪、不信、恐怖の葛藤。エイプのリーダー シーザーの表情が良い。ソニーのウオークマンの広告を思い出した。人間が地球の覇者ではない。考えさせられたエンターティメントである。オススメです。
★「ジャージーボーイズ」
監督;クリント・イーストウッド キャスト;ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ビンセント・ピアッツァ
クリント・イーストウッドの映画のつくりが楽しい。4人の心境を織り交ぜた演出が表裏になっていて、なるほど、と理解が深まる。4人の友情、能力、わがまま、裏切り。サクセスのプロセスも楽しい。私にとっては懐かしかった。トミーのダメさも良かった。オススメです。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第365号(2014/10/7) (c) 1999Japan Orientation
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