配信日:2014年10月22日
‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・
・■■■ 商品開発・マーケティングの
・■□■ MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■ 発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
・・‥‥…………………… by Japan Orientation ………………‥・・・
■□ 第366号 Table of Contents □■
◇マツモト・商品開発ミネラル
『効果的なSNS広告』
『アジアの攻防』
『もう一つ世界を創る』
『宇沢弘文さん』
『「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫』
<伝言>
◆第130回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年2月5日スタート
商品開発プロになるための実践練習場です。“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。
◆商品開発カウンセリング
新商品テーマ開発、商品コンセプト開発、新商品のマーケティング展開、商品開発システムの革新などのカウセリングを行います。
1回2〜3時間で10万円から。打破と革新がテーマです。
2014年10月22日(火)
出張で1日遅れです。
11月1日から30日までベトナム、カンボジアに行ってきます。今回はちょっと長め、新規事業の調査、仕掛けをしてくる予定です。
新規事業プロジェクト1『おいしい 日本 ワクワク・ドキドキ』
ベトナムの人に、日本の食を屋台フランチャイズで提供。ベトナムの女性の仕事の場づくりも一緒に考えています。
新規事業プロジェクト2『新しいアルコール飲料のカテゴリー開発』
ビールがメインのベトナムで、ヘルシーで低アルコール飲料の開発。男女が飲めるファッション性も持たせていきたいと考えています。
新規事業プロジェクト3『中小企業の育成と日本企業とのマッチング』
ベトナム中小企業の技術力、経営力を高め、品質の良い材料、部品をベトナム国内、日本、メコン圏への企業に提供する。
日本の工場経営を経験しているOBの方々の協力を期待しています。ご協力を頂ける方、松本まで直接ご連絡ください。matsumoto@jorien.com
■『効果的なSNS広告』
★気づき
米国民にとって、そして広告界にとっても一大イベントであるアメリカンフットボールの決勝戦スーパーボウルで、試合中に停電が起きたとき、オレオはそのわずかな時間に、停電をネタにしたグラフィックを制作してツイッターに投稿したのです。メッセージは、「YOU CAN STILL DUNK IN THE DARK(暗闇ですがオレオのミルク浸けをどうぞ)」というもので、機転の効いたリアクションが多くの人々の共感を呼び、広くシェアされていきました。
★コメント
SNS広告はスピードとタイミングが重要、ヒントにしたい。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『アジアの攻防』
★気づき
アジアの攻防 日韓中→韓日中→中韓日 日本が100年以上かけて築いた高みを、韓国は20年ではい上がる。中国はわずか10年で抜き去る。
「日曜に想う」朝日新聞2013.08.04
★コメント
この後はどうなるのか、日本復活のプランは。日韓中で多様な価値観に基づく価値共創が出来ると面白いのでは。出来るかな?
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『もう一つ世界を創る』
★気づき
「世界で最も困難な課題は最大の商機でもある」ピーター・ディアマンディス
台風が少ない赤道直下の海に直径3kmの人工島を浮かべ、5万人の住める海上都市を作る構想が日本で動き出した。オフィス、農園を作り、食料や水は自給自足。エネルギーは太陽光発電などで賄う。
日経新聞2014.10.04
★コメント
面白い発想だが地球温暖化を防ぎ、水没する土地を守ることが先のような気がするが、新しい大地を作るのも魅力的。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『宇沢弘文さん』
★気づき
「日本の狭い国土を広く使うには電車の速度を半分に落とせ」宇沢弘文さん
2つの地域を高速で結べば途中の地域はすたれてしまう。遅くすれば途中駅も人がおりて栄え、つまり広く使えると。効率化の逆をいく発想。
天声人語朝日新聞2014.9.27
★コメント
非効率が価値を生み出す。それも特定の人にではなく多くの人に価値を生み出すことも可能では。宇沢弘文さんありがとうございました。合掌。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
■『「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫』
★気づき
利子率が上がらない、資本主義の循環は不可能になる時代。資本主義は、中心と周辺の関係、中心が周辺から利益を上げる仕組み。「地理的・物的空間」の周辺的拡大が困難になっている、その変わりとしてのグローバル資本主義による「電子・金融」空間の拡大を志向したが、バブルによる成長の限界が生じた。今、中産階級の没落による格差拡大による資本成長しかなくなりつつある。これからは、脱成長による成長、定常状態を維持して行くことが重要。
★コメント
資本主義の大きな分水嶺に来ている。脱成長の幸せ論を模索していくべきではないか?「里山資本主義」と重なる部分が多い。
・・・‥‥...............‥・・‥.....................‥‥・・
◆土日朝一番の映画
映画は映画館で見ると、もっと楽しくなる。
★「悪童日記」
監督;ヤーノシュ・サース キャスト;アンドラーシュ・ジェーマント、ラースロー・ジェーマント、ピロシュカ・モルナール
第2次世界大戦中、祖母の田舎に疎開し、大人の理不尽世界の中で、双子の少年の残酷な生き方。祖母役のピロシュカ・モルナールが生き生きしている。オススメです。
★「ミリオンダラー・アーム」
監督;クレイグ・ギレスピー キャスト;ジョン・ハム、アーシフ・マンドビ、ビル・パクストン
インド初のメジャーリーガー誕生秘話。アメリカ人のビジネスマンとインド人のメジャーリーガーへの真摯なチャレンジの葛藤。純粋さが良かった。面白い。
★「めぐり逢わせのお弁当」
監督;リテーシュ・バトラ キャスト;イルファン・カーン、ニムラト・カウル
インドでの弁当配達システムの誤配送が生んだ、定年間近の初老な男と夫とうまくいかなくなった中年女性のラブロマンス。終がいい、考えちゃう。静かなインド映画です。楽しめる映画です。
日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで
■■■.......................................................................................‥‥・・
■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第366号(2014/10/22) (c) 1999Japan Orientation
・‥‥.......................................................................................‥‥・・