1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(1/29)

配信日:2019年1月29日

「新商品開発・ヒントビット」第219号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■219○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2019年1月29日(火)
1月20〜2月2日までベトナムに来ています
ハノイは10度と寒く、ホーチミンは暑く 寒暖の差が激しい、今はフーコックにきて、すがすがしい気候を満喫しています。
ハノイでは、AIと教育、生鮮流通、化粧品、日本市場攻略、富裕層市場、日本商品のベトナムでの展開について起業家と触発、若いこれから起業をしようとしている人たちと起業の心得などのミーティング。
ホテルに帰ってくると11時(日本時間1時)、日本で朝早く目がさめる習慣があるので早起き、睡眠不足と寒さで少し疲れた。
ホーチミンに来て32度、暑い。ホーチミンでは、地下にトンネルを掘り物流革命を起こしたいと考えている、みんなが宇宙人と言っている人の話を傾聴、日本の投資会社の人からベトナムでのM&Aの心得を聞く、なるほど、夜は日系企業のトップ、ダイレクターの人たちと快食、日系企業同士のネットワークの場にもなり、楽しかったです。

この原稿は、海風が気持ち良いフーコックで書いています。

【伝言】
第149回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー2019年2月14日スタートです。ゲスト講師の参加でより充実。
35年、企業から支えられてきました。感謝です。
☆36時間セミナーで、36の成功の秘訣が深く学べるセミナー。
☆40年のコンサルティングの成功、そして失敗のエキスです。
☆30年企業のリピーターによって支えられ、続けて来られたセミナーです。
☆商品開発の厳しさ、楽しさが実感でき、成長を促すセミナーです。

★商品開発ヒントビット第219号

1.「4つ星」以上の商品販売 アマゾン、NYに新型店
「アマゾン・4スター」では、ネット通販サイト上で5つ星中4つ星以上の評価を獲得した商品を取り扱う。ニューヨーク居住者が高く評価している商品を集めたコーナーなども用意するなど、通販サイト上で集めたデータを店舗のディスプレーに反映させる。
ターゲットを絞って深耕と、オン、オフの融合、アマゾンの新戦略か?
日本経済新聞 2018.09.28

2.本能に踏み込む
これからの企業は、人々の本能に踏み込んでいく、神、愛、消費、セックスなどの、GAFAは人々の欲望を握った。本能にフィットし、刺激するビジネスが面白い。

3.解体再構築
ヨーロッパは、第二次世界大戦後に築かれた既得権を壊し、社会システムを大きく変えようとしている。イギリス、フランス、ドイツのこれからに注目。

4.ペン・セントラル鉄道
ペン・セントラル鉄道の倒産は、鉄道をビジネスにしていたが、ユーザーが求めていたのは移動。トヨタも車から移動に変化しつつある。消費者の求めているベネフィットを見誤らないことが重要。

5.沈んだ翳(かげ)り
「われわれは……浅く冴(さ)えたものよりも、沈んだ翳(かげ)りのあるものを好む。それは……必ず時代のつやを連想させるような、濁りを帯びた光りなのである」谷崎潤一郎『陰翳礼讃』日本人の美学、大切にしていきたい。

6.セミナー
膝をつき合わせて話をするセミナーにしたい。車座で話し合えるセミナーができないかな。私のセミナーの理想です。

7.利他的
人間は人をおもんばかって生きるが基本、その基本が失われつつある。利己的から利他的に、心していきたい。

8.情動
人間は事実の羅列だけでは動かない。人を動機づけるには「強い情動を引き起こす物語」こそが必要なのだ。感動、驚き、意外性などの情動を刺激する物語を作らなければ。

9.ヘルスケア大参入時代
米グーグルやAV(音響・映像)機器メーカー、スタートアップ各社が相次いで日本のヘルスケア市場に参入、狙うのはがんや生活習慣病の「超早期発見」。画像技術や人工知能(AI)を駆使する「ヘルスケア大参入時代」。

10.日本好き
アジア地域No.1規模の「日本好き」コミュニティサイト「FUN! JAPAN」、ベトナムでも展開、やられた、私も考えていたのに、考えているだけではダメ、実行しなければ。

11.公園の「三種の神器」
すべり台、ブランコ、砂場。公園の「三種の神器」とされた児童遊具に代わり、カフェ、BBQ設備、コンビニエンスストアがにぎわいを生む「新三種の神器」になろうとしている。来園者を増やすだけでなく、魅力を高めるための資金を稼げるからだ。

12.生み出す。
「ワークマン」が新業態で「ワークマンプラス」カジュアル系人気 昨日的作業着からファッション衣料へのカテゴリー・キリング。ジーンズの誕生、成長のプロセスと似ている。

13.ミズノなど、ロボにも作業着 熱を抑制
ミズノは、機械部品のTHKと共同でヒト型ロボット向け作業着を日本で初めて開発した。ミズノが持つスポーツ衣料や小型ファン付きウエアの技術を応用。ウエア内の温度を下げることで、熱に弱いロボットがより長く稼働できるようにする。
ロボットも新しい消費者になる。

14.オッサン
「オッサン」とは「古い価値観に凝り固まり」「過去の成功体験に執着し」「階層序列の意識が強く」「よそ者や異質なものに不寛容」な人のことをいう。そんな「三流」のオッサンに牛耳られ、劣化しているのが、今の日本社会。悲しい限りだ。『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』山口周著。オッサンにならないようにしたいです。

15.「幸福が成功をもたらす」
成功すれば幸せになれるという考えは、時として人を不幸にさせる。まずは幸福感を持つことだ。それが成功につながり、体や心の健康も維持できるという考えが重要だ。
「成功が幸福をもたらす」のではなく「幸福が成功をもたらす」のだ。
『幸福と成功の意外な関係』ショーン・エイカー著

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