1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第35号

配信日:2001年03月01日

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・■■■       商品開発・マーケティングの       ■■■・
 ■□■     MATSUMOTO・MINERAL     ■□■
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・・‥‥……… by Japan Orientation 等幅フォント推奨 …………‥‥・・
             http://www.jorien.com

  魅力研究会を開きます。生活維持提案から生活創造提案のための、価値創
 造研究会です。新しい「魅力」を開発するために、その分野のフロント・ラ
 ンナーの方々からいろいろご提案をいただき、皆さんと一緒に共創する場に
 していきたいと思っています。第1回目は「健康価値の創造」をテーマに
 (4月26日)、第2回目は5月に「やみつき・ハマルのメカニズム」をテ
 ーマに開催予定です。ご期待下さい。
                日本オリエンテーション 主宰 松本 勝英

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・■□■…第35号の内容……………………………………………………‥‥・・
 ■■■ Table of Contents

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 ┛┛┛  『生得的快情報』
 ┛┛┛  『「時」感』
 ┛┛┛  『保険業のフォーカシング』
 ┛┛┛  『自然の造形物』
 ┛┛┛  『17歳から22歳の人の価値観』
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■『生得的快情報』
   ★解  説
      生得的快情報として強い色彩のコントラスト、原色、金属色、反
     射性素材の使用、光のゆらぎ、人工的照明。仮面(威嚇の表情、体
     を出来るだけ拡大し、目をむき、歯をむき出した表情)。16ビー
     トのリズム(ピグミーのポリフオニーは16ビートが基本)。日本
     の太鼓芸能のリズムも同じ。
   ★ミネラル
      快には、生得的(生まれながらの)快と、学習の快がある。商品
     の中に生得的快を埋め込むことがトライアルにとってだいじなこと
     では。
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■『「時」感』
   ★解  説
      現代の時間感覚(時感)は集団・一斉の「横並び」時感に対して、
     ソフト化、情報化社会によって、時間の「パーソナル」化が加速し
     ている。他人と異なったパーソナルな時間行動が当たり前になって
     きている。時間に対して2つのクラスターがある。一つは「時間環
     境過剰反応層」。50歳代の都市部・サラリーマン中心層、手帳の予
     定覧がびっしり埋まっていないと不安に感じられる層。 二つ目は
     「タイム・フリー」層。若者を中心にした、時間に縛られることを
     嫌う層。「定時」の感覚が薄く、携帯電話などによってそのつど情
     報を交換し、仲間内の時間を臨機応変に変えていく。これからは時
     間を自由に編集し、タイム・フリー実現型が増えていくのでは。
   ★ミネラル
      「時」に縛られる暮らしから、「時」から解放される生活へ。
     「時」を自由にする商品の開発チャンスでは。
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■『保険業のフォーカシング』
   ★解  説
      外資系保険(自動車保険)の「チェリー・ピッキング」。事故率
     が低く保険支払いの可能性の低い「おいしいドライバー」に格安価
     格を示し、国内損保から奪う「おいしいとこ取り」。オールステー
     トは首都圏をとばして事故率が一番低い宮城県限定の保険を売り出
     す。
   ★ミネラル
      集中化の考え方である。企業にとっておいしい市場は何か、そこ
     にどう魅力的な商品・サービスを提供するかが重要。全ての人にで
     は効率が悪くなる。おいしい人においしい提案を。
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■『自然の造形物』
   ★解  説
      自然の造形物というのは、形がみんな不定形で“ぐにゃぐにゃ”
     している。絶対の直線、真円というものはない。きっぱりした直角
     や直四角形もない。それに反して人口の造形物(文明世界の)は、
     きっちりした角度、円、直線、シンメトリー、同じ形の連続などで
     眼に強く、厳しく、強引で、強烈である。(椎名誠 日経99.7.11)   
   ★ミネラル
      工業的製品から、自然的製品へ。これからの工業製品は自然的要
     素をどのように取り込むかがポイントになるのでは。
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■『17歳から22歳の人の価値観』
   ★解  説
      新人類世代、団塊ジュニアの「マニュアル世代」に比べて自分で
     情報を「編集」し加工する「シュミレーション世代」。また理性で
     はわからないものに魅力を感じる。「このジーンズ、洗濯したとき
     の色落ちがいいんだよね」。自分たちの嗅覚でモノの善し悪しを感
     じとっている。これは商品の品質・完成度を尊重する百貨店の商品
     にはない価値観。(ビームス社長設楽洋氏、日経流通99.1.5 4面)
   ★ミネラル
      感覚、感性の時代である。商品の価値は「消費者の、主観的、相
     対的(何かと比べて)満足価値」によって決まる。

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・■□■…「MATSUMOTO・MINERAL」とは……………‥‥・・
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    数年前から新聞、雑誌、本、いろいろな人との話し合い、そして自分
   で考えたことで、いろいろ考えるときの私のマーケティング・ミネラル
   となっているメモです。出所など明記をしなければいけないものも入っ
   ていますが、あるものとないものが入っています。ご了解ください。
   原則として毎月2回(1日と15日)みなさんのメールに投げ込んで行
   きます。触ってみてください。

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・■□■… 魅力研究会 ……………………………………………………‥‥・・
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    <「健康」を開発する−「健康」の今と未来を捉える> 
    『健康の本質を見つめる、これからの健康を見つめる』
      講師:立川 昭二氏 北里大学名誉教授
    『健康をデザインする現場から−今健康に何が求められているか』
      講師:樋口 一郎氏 日経ヘルス編集長
      コーディネーター:日本オリエンテーション 松本 勝英
      日時:4月26日(木)13:00〜17:00
      参加費用:21,000円
      お問い合わせ:MailTo:webmaster@jorien.com
   
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・■□■… コンサルティングプログラム ………………………………‥‥・・
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    ★「商品企画力・強化塾」
      担当:日本オリエンテーション代表 松本 勝英
      具体的開発テーマをもとに、商品開発の具体的方法のマスターと、
     新商品のコンセプトを同時に開発するプログラムです。

    ★「ブランド競争力強化のためのマーケティング・プランづくり」
      担当:日本オリエンテーション主幹研究員 川上 義昌
         (元花王食品事業部長)
      ブランド戦略計画の策定と年間計画のたて方を、3日間のショー
     トプログラムで提案するものです。
    お問い合わせは MailTo:webmaster@jorien.com 
 
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・■□■… 日本オリエンテーションのセミナー ………………………‥‥・・
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★「商品開発プログラムのたて方30時間コース
    第68回が4月からスタートします。
 お問い合わせは MailTo:seminar@jorien.com
 
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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第35号 (2001/3/1)  (c) 1999 Japan Orientation
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 ┛┛┛ 発行者    日本オリエンテーション 松本 勝英
 ┛┛┛ 問い合わせ  MailTo:webmaster@jorien.com
 ┛┛┛ 登録・削除  MailTo:mineral@jorien.com
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