1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

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考えるヒント:メルマガ「マツモト・商品開発ミネラル」

【マツモト・商品開発ミネラル】第269号

配信日:2010年9月21日

9月21日(火)
のんびりしすぎた3連休でした。どこへも行かず、たまったことを時間を気にせずやり、ゆるゆると過ごしました。

■『アクティブ・コンシューマ』
★気づき
 アクティブ・コンシューマ 既存の製品に手を加えたり、新しい用途を見つけたり、新しい製品を作ったりと「創造的な消費」を行い、かつ他者と「コミュニケーション」をする消費者。アクティブ・コンシューマの特徴は、早期採用者、オピニオンリーダー度は高い、メディア接触特性は、テレビマイナス、新聞プラス、インターネットプラス、不満があったとき不満解決のアイディアを持った上で、企業に対して接触。
慶応大学商学部助教授 濱岡豊氏 日経コーポレートブランドセミナー

★コメント
 創造的消費経験者との共感を作る。ドミノ倒しで広げる。これからのマスマーケティングではないか。アクティブ・コンシューマとの価値共創プロジェクトを。
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■『情動記憶』
★気づき
強い情動体験を伴う出来事の記憶は、たった1回の経験でも頭の中にはっきり刻み込まれる。恐ろしい経験の記憶を長く、間脳に刻み込む働きを「情動記憶」という。私たちの神経系は、ハマるクスリの効果をなにか「生存にとってとても重要なこと」だと思っているようだ。
「人はなぜハマるのか」廣中直行氏(岩波科学ライブラリー)

★コメント
 情動マーケティング。過去にインパクトのあったコト発見と新商品を関連させて提案する。インパクトがあるのでは。
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■『道化の目、鍛えよう』
★気づき
 道化の目、鍛えよう 〜ストレス社会、ダジャレが余裕生む。
子供も大人もストレスに悩む今の世。シェークスピア「リア王」に登場する道化のように、一歩身を引いて第3者の立場から物を見ることが重要。隠れた真実が分かり、物事の意味が二重三重に膨らんでくる。また、道化の視点を鍛錬することで、ダジャレをひょいとつかまえるようになり、会話の過剰な熱を冷ますことができる。さまざまな意味で、道化の視点が昨今のストレス社会への処方箋になりえる。
英文学者 小田島雄志氏 日経新聞 2006.10.25

★コメント
 前に出るもだいじだが、今は引いてみる時では。押されて引くのではなく、冷静に引く。尖閣諸島の日本の対応も道化の目を。
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■『後を引く』
★気づき
 評論家の吉本隆明氏は、後を引くものの共通点を「歯ごたえがあるが、かんでいると粉々になるとか糊状になる」そして「ほのかな甘み、塩味、油」。

★コメント
 後を引く商品の開発のヒントでは。粉々になるとは破壊本能なのか、その達成感なのか?
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■『「クオリア」とは』
★気づき
 主観的に感じ取る質感。感覚的クオリアと志向的クオリア。感覚的クオリアとは、「赤い色の質感」、視覚で言えば、色、透明感、金属光沢など、外界の性質が鮮明で具体的な形で感じられるときの質感、言語化される以前の原始的質感。志向的クオリアとは、「ああこれはバラだ」と認識するときの心のなかに立ち上がる質感。 言語・社会的文脈の下におかれた質感、何かに向けられている質感。感覚的クオリア、志向的クオリアの区別が、自己の「内」と「外」、過去、現在、未来という空間的、および時間的な位相構造を支えている。
「心を生み出す脳のシステム」茂木健一郎氏

★コメント
 感覚は心の中にあるのでは。見える感覚、見えない感覚。見えない感覚がおもしろいのでは。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

【マイカレンダー】のんびりしすぎた3連休のツイッター
ツイッターで、マーケティング、商品開発、生活、食、映画、本など、毎日気になったことをつぶやいています。アドレスは http://twitter.com/katsu1970
18日(土)これから息子2人と、大塚「こなから」で一杯。2人とも40歳前後。どんな話になることやら。これからの仕事の話、サッカーの話、子供の頃の話かな。
19日(日)ちょっとお酒が残った。10時起き。さあこれからどうするか。たまった新聞を読む、本を読む、デパートに行ってみる、マッサージを受ける、花咲がにを食べる。
20日(月)
・B級グルメグランプリは、甲府鳥もつ煮が優勝。私の家でも、昔から鳥もつ煮料理があります。鳥もつを煮て卵でとじる料理と、鳥もつのチャンコ料理。うまいですよ。
・洋服、靴、鞄の衣替えと棚卸し。数は多く持っているがあまり使用していないものがどっさり。息子にやれるものはやり、使用していないものはお酒をかけて写真を撮って捨てよう。感謝。
・巣鴨ときわ食堂へ。並んでいます。懐かしく、庶民的な店。新秋刀魚、アジフライ、レバニラ炒めが食べたい。ビールも。何かのんびり。うれしいな。
・WOWOWエキサイトマッチ。シェーン・モズリー対セルジオ・モーラの試合楽しみ。前座のオルティスも強い。
≪土日朝一番の映画≫
「ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女」
監督:ダニエル・アルフレッドソン 主演:ノオミ・ラパス、ミカエル・ニグヴィスト
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説。150pの女性天才ハッカーと敏腕記者との40年前の殺人事件のミステリーサスペンス。ひさかたぶりに興奮しました。スウェーデンの雰囲気と映画音楽も魅力。レイトショーでみる。大推薦。
「ミレニアム2火と戯れる女」
 ヒロイン・リスベットの過去の秘密が現れてくる。大推薦。
「ミレニアム3眠れる女と狂卓の騎士」を見るのも楽しみ。

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第269号(2010/9/21) (c) 1999Japan Orientation
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